祖父の残した古本屋に、ある日喋る猫が現れます。その猫は高校生の林太郎に、本を守ってほしいと言って、林太郎を別世界へと連れて行きます。
林太郎は本に対して酷い扱いをしている人達の元へ猫🐈によって案内され連れていかれてしまいます。本を守るとは、横暴な所有者達から本を解放し、あるべき姿に戻す事です。
最初は弱腰の林太郎ですが、祖父の本に対する誠実な対応を思い出しながら、彼らを諭して行きます。
大人の童話と言う感じです。
星の王子様が色々な星の所有者に会って、色々な考え方を見聞きするのと似ています。
そうやって対話をしながら自分の考えを再確認し、成長していく物語です。
林太郎と正反対のキャラ、イケメンで文武両道の先輩の存在が尻切れとんぼなのが気になりましたが、これは続編とかあるのかしら??
