自殺予定日 秋吉理香子秋吉理香子さんの本を最近続けてよんでいるので、そろそろテーマに秋吉さんを作っても良いかもしれないと思っています。美しい義母が父を殺した。明らかな証拠がなく警察にも相手にされない高校生の娘瑠璃は、遺書によって義母を告発しようとする…。題名もインパクトがあり目を引きます。黒い表紙を開き、暗く陰湿な物語が待っているかと思いきや、乙女チックな展開で真ん中辺りでオチが見えてしまいました。それでも、その軽さが逆に魅力の作品かもしれません。ミステリ系でもあまり重たくない話を読みたい気分の時にはオススメです。