と一緒でした。明るくて星がほとんど見えないね

◯おまけ◯
今日は午後から研修でした。
その中で心にとまったことから、更に少し話を脱線させて思いを馳せています。
子どもたちよ
子ども時代をしっかりとたのしんでください。
おとなになってから
老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。
とは、児童文学作家石井桃子さんの言葉です。
大人は、子どもをしっかりとした大人にすることばかりに目を向けがちですが、
子ども時代を子どもとして如何に楽しめたか…それこそが心の拠り所のある大人を作るのだと気が付いたのはいつ頃だったでしょう。
多分、自分の子どもが思春期を迎えた頃だったような気がします。
自分の子どもが子ども時代を終えようとしている時になって初めて、
ああ、もっと子どもだから許させる子ども時代を過ごさせてあげたかったと漠然と感じたのです。実はこの思いは、自分が大人になった時にも自分を憐れんで感じてはいたのですが。
子ども時代の思い出は「今なら出来ないけれどね。」という枕詞付きで話されるべきものなのだと思うのです。
大人でも出来ることは大人になったらやれば良いのです。だって人生のほとんどの時間は大人なのですから。
あなたは、今なら出来ないことをいくつ経験してきましたか。
馬鹿みたいな思い出こそが、私を支えてくれています。
この石井桃子さんの言葉は、子どもに投げかけているようでいて、実は子どもと接する大人に対して釘を刺しているのだと思います。
目の前の子どもの、子ども時代を楽しむ権利を奪うなと。
そうなると、20年前に知りたかった言葉です(^_^;)
孫に甘くなるのは、老人がその時代の愛おしさを身にしみて感じているからかもしれないですね。
子どもよりも老人に近い年齢になって分かってきました(笑)
