フォークロアタイプの木部
今日は外壁の上塗り(仕上げ)からしました。
私達は中塗りと上塗りの色を分けていますが、今回は白系統の仕上げです。
上塗りと中塗りの色はあまり差をつけることが出来ません。
塗ってるときはほとんど見分けが付きません。
分かりますか?
なんとなく?(笑)
これでは中塗りと上塗りの色を同じくしている他の塗り替えのように、
3回目の上塗りがしっかりと塗られているか分かりません。
しかし、この後に秘訣があります。
実は塗料というものは、乾くと色が濃くなる特性があるのです。
これを「のぼる」といいます。
ですから、時間をおいて乾くと
このように分かります。
(壁の白くなってる部分が塗り残された部分)
アップ画像
このように目で確認が出来ます。
ベランダの中の壁とエアコン室外機のとても狭い場所
角とエアコンホースカバーの左側が塗り残し
その内側はとくに見落としがち
しっかり補修します。
続いて1Fの屋根の中塗りを入れます。
そこを仕上げないと、この下屋根に貼ってあった養生が外せないためなんです。
2Fの屋根は仕上げに入ります。
このお家は去年の春に他業者で木部を塗装しており、
今回の予定には入っていなかったのですが、壁がきれいになると
木部も気になり、今回塗ることになりました。
塗ると違いが分かります。
残念なことに
フォークロアタイプのこのお家の木部にOP(通称ペンキ)が
塗られていました。
このフォークロアの木部には新築時、キシラデコールという
ドイツ産の高級防腐剤入り塗料を塗ってあります。
染み込ませる塗料なので木の表面に塗膜を形成しません。
ですから年数が経っても色が薄くなりますが、剥がれたりすることがありません。
しかし、ここに塗膜を形成する塗料を使うと、塗料の品質の程度の差はあれ、いずれはがれてしまいます。
特に昔から使われていたOPだと年数が持ちません。
残念ですが一年も経たないうちに剥がれだしたり、ざらざらしだした部分が…
一度、こういった塗膜を形成する塗料を使うと、染み込ませるタイプのキシラデコールは
もう使用できません。
この染井野地区の中にあるフォークロアでも、木部にこの塗膜を形成する塗料を使われていて、
痛んでる家が数多く見受けられます。
しかし、このようなものを塗ってしまったお家でも、手間ひまをかけて下地をつくり
状況にあわせた塗料を選択すれば、剥がれにくくし寿命を延ばすことは出来ます。
やはり最初からキシラデコールを使用しているお家には、それを使用し続けることがベストです。
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