京都迎賓館参観の事前申込に申し込んだら平日に申し込んだ分が当たったので、京都に行きました。

おりしも、「京の夏の旅」期間中、普段は見学できない文化財が特別公開されているということで、
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)に寄り道しました。
京都駅から、市バスに乗り、「清水道」から徒歩約5分。
六道珍皇寺に着くころは、雨が降ってきてしまいました。

あの世とこの世の分岐点「六道の辻」
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六道珍皇寺は、お盆の精霊迎え「六道まいり」の平安時代創建の古刹。
薬師堂には本尊・薬師如来坐像(重文)、閻魔堂(えんまどう)には閻魔大王像と小野篁(おののたかむら)像が安置されています。
地獄絵「熊野観心十界図(くまのかんじんじっかいず)」や「幽霊画」などの寺宝も特別公開され、それぞれ説明していただけました。

平安期の官僚・小野篁は、閻魔庁の役人でもあったという伝説があり、冥界への行き来に使ったという「冥土通いの井戸」。
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今回は、新たに発見された「黄泉(よみ)がえりの井戸」も特別公開されて、実際に井戸を覗き込んで水があるのを見ることができました(この井戸は撮影禁止でした)。

六道珍皇寺を拝観後、祇園甲部歌舞練場へ行こうとバスで祇園へ行ったのですが、その頃には、もう雨が凄い降りになりました。
それで、祇園甲部歌舞練場あきらめ、知恩院までバスで行き、一度行きたいと思っていた、かばん屋さんの一澤信三郎帆布に行ってみました。
雨宿りしながら、いろいろな鞄を見れて楽しかったです。
2013/9/2撮影