羽島市竹鼻町で5月3日に「竹鼻まつり」が行われます。
名鉄本線笠松駅より竹鼻線に乗り換え、今回は竹鼻駅から歩きます。

竹鼻まつりは、竹鼻町の氏神八剣神社の祭礼です。
午前中は八剣神社で、からくり人形や子どもの手踊りなどが奉芸され、13時から町中で山車の曳き揃えが始まります。人出はとても多かったのですが、山車の曳き揃えを見に行きました。

青いなまずのたけちゃん、ピンクのなまずのはなちゃんのキャラクターがいました。
これは、たけちゃん
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県指定重要有形民俗文化財である竹鼻町の山車は、例年、13台ある山車の半数が交互に曳行されます。
江戸時代を起源にもつ絢爛豪華な13輌の山車。
そのうち、明治24年の濃尾大震災の焼失をのがれた8台は、宝暦から天保年間に制作されたもので、彫刻、彫金、漆塗り、青貝入りなどの装飾が施され、大幕、水引、見送などの幕類も豪華です。
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今回は7両。ここで、山車は1両づつ、からくりや手踊りを披露してくれます。
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山車の曳き揃えを演じ終わると、また山車は各々の曳ルートを進み始めます。
町中に車会所は数カ所あり、ここを山車が通ると必ず10分程のからくりや手踊りを演じます。

竹鼻別院近くの車会所で次々と通っていく山車の後姿。
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夜山車も今年は、川町の山車が1両出ました。
2013/5/3撮影