芸術の秋にちなんで、今日はアートのおはなしを☆
先日、大好きな酒井駒子さんの個展に行ってきました。
場所は、吉祥寺のトムズボックスというギャラリーで、
可愛い紅茶屋さんで有名な「カレルチャペック」の
奥にあります。

カレルチャペックは数回訪れたことがあるんですが、
この奥にギャラリーがあるなんて知りませんでした。
とてもミニマムなギャラリーなんですが、
個展を開催していらっしゃる作家さんはそうそうたる
顔ぶれの方々でびっくり!(・。・*

さて、駒子さんの絵は「ビロードのうさぎ」や
「赤い蝋燭と人魚」などが有名なんですが、
絵本としてはじめて拝見したのが
「ぼく おかあさんのこと」。なぁんて可愛い
んでしょう~!!(●^▽^●)ほのぼの*
となって、次に「よるくま」を読みました。

最初にハマった動物シリーズもすっごく可愛い
のですが、今はなんといっても駒子さんの描く
女の子のイラストが大好きです(●〃▽〃●)
まだ赤ちゃんの面影を残したあどけない幼女から
すんなりと成長した思春期の少女まで。

幼い女の子は、ぷっくりしたやわらかそうなほっぺとか
丸みをおびた手足とか、ほんとうに幼児ならではの
愛らしさをとらえているし、少女たちは大人になる前の
繊細な儚さと少し大人びた憂いを醸し出していて・・・
ガーリーな世界を描いたら他に並ぶ人がいないと
個人的に思っている素晴らしい才能をお持ちの作家さん
なのです。

さて、今回の個展でおもしろかったのが、段ボールに
描かれている作品があったこと。端っことか破れてて
まさに資源ゴミ寸前(^^;;の段ボールの切れ端が一転
見目麗しい素晴らしい作品になっちゃうんだからスゴイ!

そんな段ボールの素材を活かした、表面を少し削って
描いてある白鳥とかの中央に、ピンクのお洋服を着て
頭にティアラのような飾りをつけた女の子のイラスト
(タイトル「ママが枝をゆさぶると」なので、ティアラの
ように見えるのは木漏れ日とか落ち葉なのかな?)
と、こちらはタイトルを忘れてしまったんですが、
親指姫のような小さな女の子と燕の王子が
はにかむようにちょっぴり遠慮がちに並んでいるイラスト
が特に可愛くって素敵でお気に入りです♪

当日、会場は女の子率100%のお客様で、皆さん
駒子さんワールドに浸ってガーリー気分を味わって
いました。
こういうの見ちゃうと、女の子ってお砂糖とスパイスで
出来てるのよねって思っちゃうのです~<(●´ ▽`●)
開催期間は、9/30までということで、もしお近くに
お出かけの際はぜひ☆(モチロン男性のお客様もぜひ☆)