先週のラジアラでお話したおすすめの本を
こちらにまとめてみました☆

まずは、東野圭吾さんの「探偵ガリレオシリーズ」
の最新刊『禁断の魔術師』
本の帯に書かれている探偵役の湯川先生の台詞
「自業自得だ。教え子に正しく科学を
 教えてやれなかったことに対する罰だ」
の下りが出てくるシーンがすごく良いです!
湯川先生と教え子が対峙するシーンの台詞は
みんな素晴らしいです!心打たれます。

それから以前読んだ作品で、そういえば、
これすごく好きだったなと思って久々に読み返した
光原百合さんの『時計を忘れて森へいこう』が
再読してもやっぱり大好き!と思える本だった
のでおすすめします。
森を守る名探偵とほのぼの系女子高生の名コンビが
活躍するほんわかミステリーです。

加納朋子さんの『ななつのこ』シリーズも
ほんわかミステリーとしておすすめです。

初野晴さんの『カマラとアマラの丘』は
人と動物の絆を描いた連作ミステリーなんですが、
これは涙腺的にまずいかも。。。と思って
結構覚悟して読みました。
表題作の「カマラとアマラの丘」は、
わんちゃんのお話なのでやっぱりぐっときましたが、
一番は「ヴァルキューリの丘」のお話。
ヴァルキューリに導かれた戦士の正体が判明したところは
切なさと痛ましさで胸がいっぱいになりました。

わたしが好んで読むのは怖くない推理小説ばかり
なのですが、飛鳥井千砂さんの『タイニータイニー
ハッピー』も、大型ショッピングセンターを舞台に
ほのぼのだけどリアルな人間模様の短編集で
よかったです。

あと、わたしは和のファンタジーが好きで
小説のおすすめは、夢枕獏さん『陰陽師」シリーズ。

岡野玲子さんのコミック版はずっとリアルタイムで
読んでいたんですが、小説は読んだことがなくて
夢枕獏さんの『翁』を読んだら火がついて
シリーズ大人買いしちゃいました<(^▽^●;

不思議な怪異も神秘的な術ももちろん魅力なんですが、
各話の冒頭で描かれるその時々の季節の描写が
とっても素敵なんです。

安倍晴明と源博雅が、簀子に座って
庭を眺めながらしみじみとお酒を飲むのですが、
桜。藤。五月雨。紫陽花。蜻蛉。蛍。蝉。
女郎花。竜胆。桔梗。菊。月。雪。。

移り変わる季節の風景を心に浮かべながら読むと
その美しさに思わず、博雅のようにうっとりして
しまうのです(●´ ∀`●)
この時間の流れ、空間・空気感、とても憧れます*

そうして、怪異についての見聞をどちらからともなく
語りだして物語がはじまります。

他にも、いろいろ読んでいるけれど、
最近読んだ中で、特におすすめの本を選んでみました。

皆さんもおすすめの本があったら、ぜひラジアラ宛に
送ってくださいね☆(*・▽<*)ノ