先日、国立近代美術館の東山魁夷展に行って
きました。きっかけは、駅のプラットホームに
飾ってあった大きな展示の広告。
「道」と「緑響く」という作品を、吸い込まれる
ようにじ~~~っと見入ってしまい、
「これはぜひ、実物を見たい!」と思って出かけました。

東山さんは「緑色の魔術師」です!
東山さんの作品の「緑」を見ているだけで、
心が癒されて深呼吸したくなるんです。
ちょうど前回のワークショプのセラピーカラーが
「グリーン」だったので、気分にぴったりと
嬉しくなりました♪ 
それに緑の森の絵は、カラーセラピー効果だけじゃなく、
森林浴効果やマイナスイオン効果と同じ効果が
得られそう~ヽ(●´▽`●)/
あと、絵のサイズが大きいこともあると思いますが、
その世界へすいこまれちゃう感じがするんです。
絵って、その一枚ですべてを(時間も空間も)全部を
表すからスゴイです。

また、展示コーナー中盤の「馬のいる風景」は、
ご本人が作中の馬の存在を「心の祈り」とか
「切実なるもの」と語っていらっしゃるように、
まるでこの世ならぬもの。天使とか森の精霊が
馬の姿をかりてあらわれたような感じ。
その姿を見ていると、心が洗われるというか・・・
きゅうっと胸が切なくなって涙が出そうになる感じ
でした。

素晴らしいアートはそれ自体がヒーリングのよう。
見る人の心を癒してくれるんですね(^^*