24-26才の時に大阪で暮らしていました。


当時は内観とかスピリチュアルとか一切なしの生活で。それはそれで楽しかったな。


どうしても大阪のミナミ!というところで夜の女!をやってみたくて

心斎橋にある小さなスナックでバイトしてたんですけどね。


本当に大阪の!ミナミの!って感じで

ママもお姉さん達も優しかったんですけど、お客様の中にはやっぱり フン、東京モンが みたいなというか

そういう態度とってくれるほうがまだマシというか

そんな方もおられたり、なんとなーくしらーっとされたりなんて事もあって。


激しく落ち込む!とかはなかったけど

平成のこの時代にそんなことあるんだなーってちょっと驚いたくらいではあったんですが

私も若かったし不慣れだった事もあり、ダダ滑りの一年を過ごしまして。


そんな中、私の事をとりわけ可愛がってくれていたお姉さんのお誕生日営業の日があり

私がお姉さんの分まで飲まなきゃ!ボトル開けなきゃ!ってめちゃくちゃ頑張って


気づいたら



店の天井が見えてたんですよね。


起きたか〜?ってママとお姉さんがカウンターから振り返って声かけてくれて

私はパンツ丸出しでソファに大の字で寝てたんです。

この時午前3時。



凄い勢いで飲んで吐いて寝たそうで。

お姉さんも誕生日なのにアフター行かずに待っててくれて

でも頑張ってくれてありがとうなあ〜!って褒めてくれて

めちゃくちゃいい姉さんだったなあ😭



翌日も出勤だったんですけど、やらかした次の日なわけで凄く憂鬱な気持ちで出勤したら

無礼を働いたであろうお客様がちらほらいらしてて

ママやお姉さんと席を回ったんですけど(殆ど記憶がないから解説が必要だった為)


お前パンツ丸出しで寝とったで!

とか

おもろかったからずっと飲んどけ!

とか

凄くニコニコ話しかけてくれて

そこから一年は色んなお客様に大変お世話になりました。

卒業するまでずっと言われ続けたもんなぁ。

パンツとゲロと絡み酒の話。



何が言いたいかというと


大阪の人と仲良くなるにはまずゲロ吐いてパンツ丸出しで爆睡。

話はそれからだ


ということです。


まあこれは半分冗談として

弱みやカッコ悪い姿って

実は親近感湧くんですよね。


別にカッコつけてたつもりはなかったんだけど

振り返れば私の方からも

大阪人はこうだ!みたいな色眼鏡でみていたのかもしれないし

そんな空気を感じ取って、お互いに知らぬ間にふん!てなってたのかもしれませんね〜。


いい経験させて貰いました。


ドレスはゲロついてたので泣きながら洗いました。



全然わかんねえ