毎年、母の日が近くなると

私の心はざわついた

 

 

義母へのプレゼント、である

 

 

デパートに行って

義母の好きなブランドの服を1着

 

私が選んで買っていた

 

 

でも、今年はもうやめにしたかった

 

 

これまでに積み重なった私の複雑な思いが

そうさせるのである

 

 

私が行くつもりがないと判断した夫は

娘を伴って義母へのプレゼントを買いに行った

 

 

夫が自分でプレゼントするのは構わない

 

夫には夫の思いがあるものね

 

 

私のことを冷たいと思ったかもしれないけど

私の思いも理解してほしい

 

それは無理か…

 

 

 

夫からプレゼントを渡された義母から

私にお礼の電話が来た

 

 

今年も私が買ったと勘違いしているみたい

 

まあいっかてへぺろ

 

 

 

 

さて、私も「母」である

 

母の日に全く期待していないと言ったら

ウソになるけど

何もなくても別にどうってことはない

 

 

しかし、うれしいことに娘が

赤い袋を差しだしてきた

 

 

中に入っていたのは、クッキー

 

母の日用のカーネーションのデコレーション

 

 

きれいだね

もったいなくて食べられないよ

 

 

 

それとケーキ

 

3つ買ってきた中から好きなのを選ばせてもらった

 

イチゴのタルト

 

 

娘は、お母さんはこれだとふんでいたらしい

 

こちらはペロリといただいた口笛

 

 

 

一方

 

 

母の日なんて覚えていないだろう息子

 

 

夕方になってLINEが鳴った

 

なんと息子から

 

 

今日は母の日だね

いつもありがとう

 

 

シンプルな言葉でも息子からだと感動が大きい

 

 

家族LINEでなく

直接、私宛に送ってきてくれたのもうれしい

 

まあ当然なんだけど

 

 

 

いろいろあって

子ども達にいつまでも手がかかることを

煩わしく思うこともあるけど

 

 

やっぱり子どもはありがたい

 

元気でいてくれればそれでいい

 

 

 

私から息子への返信

 

 

よい子ども達に恵まれて

お母さんも本当にうれしい

 

 

母の日は

子どもへの感謝の日でもある

 

 

 

 

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