何も予定のない土曜日

 

映画を観に行くことにした

 

 

どうしても観たい映画ってわけではないけど

同僚がわざわざチラシをもらってきてくれたから

 

「観たよ」って言いたい

 

 

地元のミニシアターで上映中の映画

『弟は僕のヒーロー』

 

 

ストーリーは

 

ダウン症の弟を持つ兄が

好きな女の子を前についてしまった小さな嘘

 

弟は死んだ

 

厄介に思う弟の存在を隠そうとしたことが

やがて思わぬ事件に発展してしまい…

 

 

嘘を隠すための奮闘や葛藤

そして、最終的にはバレるというのは

わりとベタな話で

 

まるくおさまることは予想していた

 

 

ものすごく緩急があるわけでも

ものすごく感動があるわけでもないので

わりとたんたんと観ていたけど

 

心がほんわか温かくなった

 

この映画の持つ優しさかな

 

 

エンディングのイラストもとてもかわいかったし

 

 

 

ストーリー展開とともに気になったのは

 

登場する人々の言葉や姿

 

 

洋画イコール英語のイメージだけど

これはイタリア映画

 

よって、イタリア語

 

英語なら少しは耳慣れたフレーズが入ってくるけど

さすがにイタリア語となるとまるでわからず

迷子になった感覚

 

ひたすら字幕を追っていた

 

 

それと同じ欧米人でも

 

イタリア人はイタリアっぽい顔をしている

 

日本人、中国人、韓国人も

同じように見えるけど違うように

やっぱりお国柄がある

 

 

 

ダウン症を取り上げているけど

障害うんぬんとか命の尊さとか

考えることを強く求める映画ではないと思う

 

むしろ私なんて

途中からダウン症のことなんて忘れていた

 

障害を重く取り上げていない分

とても見やすかった

 

 

 

観に来ていたのは同年代以上の方々

 

驚いたことに

ひとりで来ている人ばかり

もちろん私も

 

 

家でぼんやりテレビやネットを見て

無駄に時間を使うなら

 

映画をふらっと見に行くのは

とてもいい娯楽だと思う

 

 

 

 

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