我が家のおばあちゃん犬が
17歳の誕生日を迎えた
今朝のおばあちゃん犬
家族とともに長い年月を過ごしてきたことを思うと
ホント感慨深い
生後3ヶ月ぐらいで
黒柴犬と一緒に我が家にやって来た赤柴犬
目のくりっとした利発な犬は
ジャンプが得意で
正義感あふれる番犬として活躍
一方の黒柴犬は全く番犬にならなかった
お腹を出して寝転がり前足をすり合わせては
お腹なでなで~をよくおねだりした
そう言えばもう何年もそういう姿見ないな…
この間、おばあちゃん犬の誕生日を前にして
ふと思った
おばあちゃん犬は
生まれてまもなく親とも兄弟とも離れて
我が家にもらわれてきた
もともとは岐阜か静岡の出身
おそらくおばあちゃん犬のお母さんは
赤ちゃん犬の行く末を案じていたに違いない
だけど今、17歳になるまで穏やかに暮らしていることを
知ったとしたら
子どもを大事にしてくれてありがとう
きっと私達家族に
そういう気持ちを持ってくれていると思う
おばあちゃん犬の親にまで気持ちをはせるなんて
ちょっとおかしいけど
なんだかおばあちゃん犬と我が子が重なって
そんな風に思ってしまう私がいる
もはやおばあちゃん犬を犬とは思えなくなっている
最近は高齢のため視力が衰えてきて
あちこちぶつかったりよろけたりしているけど
ジャンプは健在
身体をキュッと曲げてジャンプする姿は
若い頃と全く変わっていない
17歳まで生きてくれていることは家族の誇り
家族はおばあちゃん犬との別れをふっと思い浮かべ
いつも案じているけど
おばあちゃん犬は
今だけを考えてそんなことは全く気にせず生きている
朝、おばあちゃん犬は玄関に家族の気配がすると
ゆっくりと小屋から出てきて
娘の出勤を見守っている
娘は車の中から
おばあちゃん犬に手を振りながら出かけていく
いつまでもこんな光景が見られるようにと
願わずにはいられない
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