ふっと何の前触れも無かった、
全身麻酔からの目覚め。
驚くくらい時間が経った感覚が無くて。
「終わりましたよー」
って声が聞こえたけど、
「え?何が?」って感じ。
そしたら、旦那の声が聞こえて、
「無事に終わったから」
なぜか手を握り、泣いてる![]()
あ、そっか、手術してたんだった!
頭の中はクリアな感じで爽快な目覚め。
でも、すっごく空腹を感じた![]()
そりゃそうよね、お腹空っぽなんだし。
全身麻酔ってこんな感じなんだねー。
なぜか目を開ける元気は無かったけど、
「付き添いの方はここまでです」って、
旦那が帰らせられる声だけ聞こえて。
完全に覚醒したのは、部屋に着いてから。
酸素マスク、フットポンプ、心電図、
点滴、硬膜外麻酔の管、尿の管、
なんか色々つながれた状態。
寒かったから、電気毛布してもらった。
ちなみに下は、大人用の紙おむつ。
傷もどうなってるか分からないし、
とりあえずその日は安静寝たきり。
途中で先生が来てくれて、
子宮と卵管を予定どおり全摘出、
卵巣は両方温存できたとのことで、
ほっとひと安心。
スマホを取ってもらって、
LINEくらいなら普通に出来たけど、
挿管の影響で、ガラガラ声しか出ないし、
たくさんの管のせいで寝返り難しいし、
落ち着く体勢が見つからない![]()
寝苦しい夜だったな・・・。
でも、硬膜外麻酔のおかげで、
全く痛みは感じなかった![]()
背中に順次、麻酔が流れるんだけど、
それでも痛ければ、ボタンを押して、
麻酔を追加することが可能。
左の装置が追加ボタン![]()
「痛くなる前に押しましょうね」って、
看護師さんが、時々押してくれたから、
結局、自分で押すことは無かったけど。
こういうのあると、安心だよね。
