バナナ。 | sakura-blog

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ダンナさま(ししり)の転勤に伴い、2009年6月よりマレーシアで生活することになりました。



人生初の海外生活、どうなることやら。


sakura-blog めずらしいグリーンカリーミー。なかなかおいしかった~。






マレーシアにはたくさんの種類のバナナがあるけど、


その違いが知りたく。





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本日のマレー語レッスンは、バナナについて。に決定。


左から、


pisang berangan(ピサン ベランガン)


これは小ぶりで甘いのでそのまま食べるバナナ。


モンキーバナナと思いきや、違うんだって。


モンキーバナナはもっと皮がつるつるしてて、もっとまっすぐな形。だそう。


へぇ。小さいバナナはみんなモンキーバナナだと思ってたわ。


火をとおす場合は、パンケーキとかバナナケーキとかドーナツとか、そういうものに向いてます。


たしかに、とろとろとしてうまい~よね。


糖分があるので、ピサンゴレンには不向き。


油に入れたら、どろどろに溶けちゃいます。





次、真ん中の大きいバナナ、


pisang tanduk(ピサン タンドゥ)


そのままで食べるとちょっと苦いので、先生オススメは、バターソテーだって。




最後、いちばん右のは、


pisang abu(ピサン アブ)、もしくは、pisang kapas(ピサン カパス)


これもそのまま食べるのには不向き。


固くて、白いです。


左のpisang beranganと比べると、





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この色の違い。


pisang abuを少し味見してみようとちぎってみたら、


ねちょーっとしてなかなか引きちぎれなかった。


食べてみると、苦くはないけど、うん、青臭いバナナの味。





今日は用意できなかったけど、


pisang nangka(ピサン ナンカッ)というのもあって、


真ん中の大きなバナナの半分ぐらいの大きさで、色は緑。


熟さないうちに固い皮をむいて、スライサーで切りながらそのまま油で揚げれば


立派なバナナチップスができるそうで。


このとき、スライサーから直接油の入った鍋に入れることが大事で、


決して手で触ってはいけないらしい。


粘りが出てきておいしくなくなっちゃうんだって。





ちなみに、モンキーバナナは、pisang emas(ピサン エマス)と言います。




マレー人にとって、バナナはいちばん安くて身近なフルーツ。


どこでも手に入るし、へたしたらその辺に生ってる?ので、


決して、およばれした際の手土産として持って行ってはいけないらしい。


フルーツを持っていくなら、りんごとかオレンジとか、マレーシア産でないものなら喜ばれるんだって。


なので、パパイヤもNG。




そして手土産つながりでの話。


日本人は、たとえばケーキやお菓子を持っていったら、その場で一緒に食べたりするけど、


マレー人はそういう習慣はないそう。


いただいたものはいただいた方の前では開封しないんだって。


なので、たとえば彼氏に誕生日プレゼントをもらっても、その場では決して開けない。


家に帰ったら開けて、


ステキなものをありがとう。


とあとから電話するなり、次回会ったときに言ったりするんだってさ。



それは、


もし、あげたものを気に入ってもらえなかったらどうしよう。


という、恥ずかしさからくるらしい(先生曰く。)。


今の若い人たちはそうでもないみたいだけど、


なかなか、おもしろい文化です。





で、無事にバナナレッスンが終わり、


みんなでこのバナナを山分けさせていただきました。


ワタシは見事ジャンケンに勝ち、


1本しかなかった、いちばん大きなバナナ、pisang tandukをいただくことに。




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でかっ。



で、


先生のおっしゃる通り、




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バターソテーに。


これでも半分の量。


残りは冷凍保存中です。




パクリ。


本当にバターでソテーしただけなので、


全然甘くなく、むしろちょっとバターの塩味がきいていて、しょっぱい。


ワタシはおいしくいただきましたが、すごーくオススメかと言うと、そうでもないかな。


なにしろ最近ますます自分の味覚がおかしくなってる実感があるので、


コメントに自信がないんだよなぁ。




マレーシアには他にもまだまだいろんなバナナがあるので、


市場に行ったときは注意して見てみようっと。


赤いバナナもたまに見るよね。