さくらママの若年性乳がん記録 -3ページ目

さくらママの若年性乳がん記録

2012年、31歳でステージⅠ・ほぼトリプルネガティブの乳がん発覚。色々と迷った結果、鹿児島のUASオンコロジーセンターでピンポイント照射治療を受けました。
幼い娘もいるので、まだまだ元気でいようと思ってます!


私は子供が一人いますが、
二人目については「絶対欲しい!!!」というわけではありませんでした。


けれど乳がん告知後、抗がん剤を避けられず、
もしかしたら二人目は出来ないかもしれない・・・と思った時、
何だかやっぱりショックでした。
作らないと出来ないは違う・・・

周りに不妊治療を頑張っている友達も何人かいて、
その子達の苦しみがほんの少しわかったような。。

乳がんを告知された直後、
「わたし、子供がいるのに・・困るっ」と悲劇のヒロインぶってみたことがあります。
けどよく考えたら、子供がいてもいなくてもみんな困るし辛いですよね。

これから結婚する方、
赤ちゃんを希望している最中、乳がんが発覚した方も、
それはとてもとても不安な気持ちになると思います。

若年性乳がんの方や30代、40代の人にとって、
治療の辛さだけでなく、
妊娠に関しても辛い思いをする人が多いと思う。


UASオンコロジーセンターの先生に、恐る恐る
「将来妊娠は可能でしょうか・・?」と聞いてみたところ、
「乳腺のみの照射だったら出来ますよ。元気に産んでる人いっぱいいるよ。」
と言われました。
もちろん、照射場所や病期、抗がん剤使用の有無等
人によって、絶対大丈夫ということは言えないだろうし、
いっぱいいると言っても、症例としては少なく不安になる方もいるかと思いますが、
妊娠を強く希望される乳がん患者の方は、
オンコロジーセンターに相談してみる価値はあるんじゃないかと
私は思いました。


今は医学も進歩してるし、卵子凍結とかもあるし、
そうじゃなくても標準治療を終えた後、
元気に赤ちゃんを産んでる方も沢山いらっしゃいます。

ただ、選択肢の一つに、この治療があがれば、
もしかしたら妊娠を諦めずいられる人が増えるんじゃないかなと、
素人ながらに思います。


私はまだ治療中なので、妊娠についてはどうなる・どうするかはわかりませんが、
先生の言葉で何だか元気になる自分がいました。


UASオンコロジーセンターの乳がん治療、
「切りたくない」人だけではなく、
「産みたい」人の選択肢の一つになる場合もあるんじゃないかなぁ。


上にも書きましたが、
必ずしも皆さんが「産める」と先生が謳っている訳ではないし、
先生とそういう話をしたわけでもありません。
標準治療後とピンポイント照射後のリスクの違いも、
素人にはわからない部分もあると思います。

ただ、今乳がんと妊娠について悩んでる方がいらっしゃったら・・・・
相談されてみて、何か可能性が広がれば・・・
そう思って、素人ながら、この記事書いてみました。