がんの食事指導に行ってみた。 | さくらママの若年性乳がん記録

さくらママの若年性乳がん記録

2012年、31歳でステージⅠ・ほぼトリプルネガティブの乳がん発覚。色々と迷った結果、鹿児島のUASオンコロジーセンターでピンポイント照射治療を受けました。
幼い娘もいるので、まだまだ元気でいようと思ってます!


告知されてから、何気なく本屋の健康・医学コーナーへ。

ビックリしたのはガンの食事療法の本の多さ。
早速、何冊か購入してすぐに読みました。

食べた物がこんなに病気に影響しているという考えは目から鱗でした。
だって主治医は「何食べてもいい。」って言ってたしぶーぶー

実際がんが小さくなったとか消えたという事例も載ってました。

すぐ消えるとかはイメージ出来なかったけど、、
けど、確かに人間の体は食べてるもので作られていくし・・・
手術はまだまだ先だし、「やる価値はある!」と思い、
まずはその本を参考に食事療法を頑張ってみようと決意DASH!

その本はゲルソン療法を元にした、
基本玄米菜食、塩分糖分を限りなく少なく、そして毎日大量の野菜ジュースを飲むというもの。

私は一応若年性みたいだし、進行や転移を食い止められれば・・と。
そして、あわよくばちょっとでも小さくなったら嬉しいんだけどー!なんて気持ちもありました。

結構本に書いている事を厳密に守り、頑張り始めていた頃、
本だけじゃ飽き足らず、
病院で実際にやっている“食事指導”というものを受けに行きました。

が!

食事指導(診察室で1対1)が始まるやいなや、
その食事指導の先生、「何で早く手術しないの?」と∑(゚Д゚)

私「いえ、する予定なんですけど病院がいっぱいで2ヶ月後なんです。」

先生「早くとっちゃいなよ、脳に転移したらどうしようもないし。」

Σ(゚Д゚;エーッ!
転移とか、どうしようもないとか、それガン患者本人に言う?!(((( ;°Д°))))?!
しかも早くって言われても・・・あせる

先生「若い人はちょっと難しいんだよね。食事療法続けるのは。
   小さくなっても食事を戻すとまた出てきたりしちゃうし。」

今冷静に考えると、食事療法は若い人にとっては人付き合い等考えても難しいのは確か。
中途半端な気持ちでやって、手術を止めたりするのを留まらせる為に言ったのかもしれません。

しかし、当時食事療法を頑張り始めていた私にはちょっと衝撃的でしたガクリ

食事指導自体も、既に読んでいた本の内容と同じ。
その日はトボトボ帰宅したのでした・・・。