窓ぎわのトットちゃん | 花の命は短くて

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タイトルに意味は無いブログかもしれない(笑)

そして、火曜日はもう1本


窓ぎわのトットちゃん


小学校の時、ベストセラーになった本ということで、何度か図書室で借りて読みました。

が、あんまり記憶に残ってないキョロキョロ


黒柳徹子さんの子供時代のお話で、彼女は少し個性的だったみたいです。

今は多様性だなんだと言うことで、個性と言う素敵なオブラートに包まれますが、黒柳徹子さんの子供時代は『変わった子』『おかしな子』『手がかかる子』とされる時代。


私の子供時代も例外に漏れずそうでした。


後に、黒柳徹子さんは自身が発達障害であることを公表しています。

映画を観てても、確かに大人の言う通りに出来ない面倒な子。

当初、彼女を受け入れていた小学校は先生が根を上げてしまい退学。


親が新たに見つけた学校は、そういった子たちの可能性を信じてた学校。

当時としてはかなり先見の目があったと思います。

常に予測不能なトットちゃんの言動に、校長先生は怒りも驚きもせず、一人の人間として向かい合ってくれるのは、教師の鏡と思いました。


勿論、そんな綺麗事だけを訴える映画ではないです。

結局、彼女は小学校の途中で第二次世界大戦に巻き込まれ、疎開することになるんだけど、それまでの経験からそこら辺の同い年よりしっかりした子に成長。


この映画観ると、今の発達障害って?って、改めて考えさせられる部分もある。


ただ1つ言えるのは、黒柳徹子さんって色んな意味で凄い。