ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 | 花の命は短くて

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タイトルに意味は無いブログかもしれない(笑)

で、今日は日比谷に用事は映画です♪



ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男


この作品は実話です。

何人かご本人様が出ております。


デュポン社ってアメリカの大手企業。

名前は聞いたことある人も多いと思います。


えっ?知らないって人は、テフロンなら聞いたことないですか??


あのテフロン加工のフライパンとかのテフロン。


フッ素樹脂なんですが、それを発見し特許を取ったのがデュポン社。勿論、他にも手掛けてるものは沢山あります。何せ世界4位規模・アメリカなら第二位の規模と言われてる超財閥クラスです♪


そのテフロンを巡り、汚染物質を平然とその辺に垂れ流してたって話。

日本でも、水俣病を筆頭によく聞くやつですが、ちょっとだけ規模が違いました。


そして、驚くのがこの話は比較的最近なんです。

明るみになり訴訟になったのが。

1998年に牛が大量に病死した農場がきっかけで、一人の弁護士が最初は巻き込まれる。


もう既に世界規模で大手のデュポンシャンテ相手に闘う弁護士なんて頭おかしいってなるので、皆関わらないけどその弁護士は、現地を見てよろしくないことが起きてることを目の当たりに、捨て身で闘っていく話です。



割と最近に起きていて、そしてその訴訟は今尚続いてます。


この映画を観ると、大手企業の隠蔽体質はどの国も同じよねと思う。

更にアメリカは法律も金で割と自由に出来ちゃう感じなので、この訴訟も大手企業特権を発動させようとしたりでね……


ただ、全てを失う覚悟でこの弁護士さんが立ち上がり、闘い続けてることによって、少しでも健康被害に遭われた方が救われてるのは凄いことだと思います。


ピンと来ないかもしれないですが、産業廃棄物による汚染で水道水も汚染されていたため、その人達は水を飲むたびにタイヤ食べさせられてるのと同じ成分を延々摂取してた。

身体に蓄積されてしまうので、癌や奇形児が生まれる等があったようで……

デュポン社は、この危険に実は気がついていて、社員で人体実験してヤバい‼️って自覚してたみたいだからね。(まぁ、良くある話ですよね。この手の話には。)



上映館が少ないので難しいかもしれないですが、何かしらの形で観る機会があったらオススメします。

今もなお、闘い続けてるということ。


テフロン加工って、みんな当たり前に使ってるわけで。私も使ってますが、こういう便利の裏には犠牲になった人や物もある場合があるって知っておくのも大事かと思いました。