先週、塾から帰ってきた子どもが、
「お母さん、今日、黙祷した?」と聞いてきました。
「ううん、ちょうど運転中だったから」
「そっか、仕方がないね。」
8月6日のことです。
今朝も、起きてくるなり、新聞をじっと見ていました。「今日だね」と、一言。
中学の研修旅行で行った広島、長崎。
事前学習も、旅行の学習内容も、トラウマを心配するほど濃いものでした。
遊びの要素は食事くらいで、本当に、いろいろな機会を与えていただきました。
貴重な機会を、将来に渡る思考を与えてくださった学校に、
現地の語り部の方や施設の方に、
感謝します。
今日は、塾へ向かった子どもの代わりに、母がテレビで式典を見ています。
人の痛みを、生まれた国の過去の悲しみを、平和や日常のありがたさを感じる心が育っていてくれてよかった。
親だけでは、子どもは育ちませんね。
祭りのあと、立ち止まる時間も必要です。