今は、考えられない。
まだ、早い。
もっともっと、子どもたちのことを
見ていたい。
車の中の、子どもたちの何気ない会話に、
涙が出そうになった。
生きたいと願っても、凄まじい努力をして も、麻央さんが手に入れられなかった今日と いう日が私にはあった。
残されることの辛さはもちろんだけれど、
残していくことは、もっとつらいことだ。
母親だから、思うことなのかな。
ご冥福をお祈りすることしかできないけれ ど、母の愛は、共に過ごす時間では計れない のだという勇気を、いつももらっている気持 ちになっていた。
麻央さん、ありがとうございました。