こんばんは。サクサクです。

今日は自己破産を決意してからについて書きます。



まず司法書士事務所探しから始めました。

・自宅から会社までの定期券で行ける範囲

・自宅や会社の最寄り駅ではない駅の周辺

・自己破産に強い


「自己破産」「司法書士事務所」「地名」でネット検索し、変に大丈夫!とかお任せください!とか書かれていない所を選びました。

※圧が強くてリラックスして相談できなさそうだというなんとなくの理由


いきなり弁護士に行かなかったのは、ただ単に裁判所のイメージが強すぎてもう1クッション置きたかった、という理由です。 



●司法書士事務所を訪れた時の状態

・手元には1万円以下の現金のみ

・6社、合計約550万の借入はあるものの滞納は一度もなし

・10日後にはお給料日



司法書士事務所にメール予約をし、ボールペン、印鑑、身分証 を持って訪問。


とても小さな事務所でしたが、他の相談者もおらず人の目を気にする心配がなくて安心しました。



初日は相談だけだと思っていたのですが、私の場合財産無し、貯金なし、額が高額、任意整理しても完済までに10年かかりそうで老後の資金が貯められない、ということで当日すぐに「自己破産手続き開始の通達」みたいなものを行うことになりました。


これを行うことで、以降私の支払が一旦ストップすることになるようです。お給料日に返済しないように、と釘を刺されました。


司法書士事務所への支払は、私のケースだと23万円程度でした。一括では払えないため、ボーナスが数ヶ月後に入る時期を含めての分割に。



1ヶ月後にまた司法書士へ来店予約を取り付け、その時に持って来るべきもの一覧を渡されて準備に奔走しました。


大変だったのは、銀行通帳。※ネット銀行は明細を1年間分プリントアウト

2社分紛失していて再発行も必要で再発行に1週間かかる銀行もあり(再発行に手数料1000円)



学生時代単発バイトをする際に会社指定の銀行で口座作って以降数十年放置していた銀行や、開設したが1回も出入金したことの無い銀行も2社ありました。

今後も使う可能性のある銀行3社のみ残し、他の銀行についてはこの機会に全て解約。


解約するにも、昔すぎて印鑑がわからない銀行は印鑑の変更手続きが必要だが、引越していたため先に住所変更や電話番号変更が必要になる等の「手続きのための手続き」が本当に面倒でした。



また、長期間通帳に記帳していないとATMで記帳しても記帳されなくなっており、これも開示請求の手続きが必要でした。

銀行によっては郵送でしか送れません、となり受け取りにも期間と手数料が発生。地味に出費が嵩みます。



お給料日に借金を返さなくてもいいと言われて、半信半疑でお給料日を迎え、更に10日くらいはずっと「支払が確認できません」的なメールや通知がこないか不安でした。しかし、結果この日以降私はカードやキャッシングの支払をすることはありませんでした。


家賃や光熱費、スマホ等の支払が終わった後に口座にお金が残っていることにテンションが一瞬上がりましたが、自分が覚えていない支払があって引き落とされたら嫌なので全額引き出し。



言われたものを全て揃え、2回目に司法書士事務所へ


ここからが更に大変でした。