昨年の息子の不合格後、
「何が足りなかったのか?」
「何がいけなかったのか?」
「何をしたらよかったのか?」
「何を…」
そんなことばかり考えては涙していました。
能天気ないわゆる典型的なB型の私ですが、なかなか立ち直れませんでした。
自問自答の日々を過ごしていました。
足りないものばかり探していましたが、一年間悩み苦しんだ結果、
「息子に足りないものはなかった。」
と気づきました。
息子は、立派に戦い抜きました。
中学受験のために3年間頑張りました。
そして、最後まで走りきりました。
もしかすると、ここから数日、数ヶ月…辛い日が続く方がいるかもしれません。
友達の合否も先生の励ましさえ辛いかもしれません。
慰めの言葉も受け入れられないかもしれません。
人を妬むことがあるかもしれません。
でも、今は辛くても必ず立ち直れる日がきます。
どんなに辛くても戦い抜いたお子さんを誉めてあげて下さいね。
中学受験の結果で人生が決まるわけではありませんが、11歳の息子にとっては辛い結果でした。
それでも息子は誰かを妬むこともなく、私より立派に一年を過ごしました。
無理に前を向く必要はないと思います。
ただ過ぎていく毎日に、身を任せるのがいいと思います。
辛い経験は人生の糧になると今は思えなくても…そんな日が来ます。
時間が解決してくれる日まで、お子さんに寄り添ってあげて下さいね。
3年間、お疲れ様でした。