入院するまでは
かろうじて自力でトイレへ行けていましたが、
ずっと寝たきりが続き、立つ事もままならなくなってしまっていました。

何とかもう一度家に帰りたいと思っていたので
理学療法士の先生にリハビリをお願いする事に。

その頃は下半身が像の様に浮腫んでしまい
最初に先生のマッサージを受けてから
これがとても気持ち良くて(^^)

毎日少しずつ
まずは立つだけ
翌日は足踏みを少し
数日後は器具を使ってゆっくり歩くまで出来る様になりました。


依然としてひどい下痢は続いたままだったけれど
口から物が入っていく喜びに感謝の日々。


そんな中

主治医と夫だけの話し合いが一度

夫、長男、弟と主治医との話し合いが一度



今の状態と今後の事について話し合われました。



もう治療をするの難しい。
今入院している一般病棟は治療をするところで
治療をしないとなるといることが出来ない。

自宅療養に切り替えるか
緩和病棟へ移るか
別の緩和施設へ行くか…

という選択肢を迫られました。

自力で動くことが出来なくなってしまった今
家へは帰れない
日中は誰もいないし
我が家は私以外男ばかり。

私用の食事を作る事も出来ない。

何より家族に相当な負担になってしまう。
それはしたくない。


このまま、ここの緩和病棟で
病状を分かってくれている主治医のサポートを受けながら最後を迎えたいと思いました。

私は腎瘻も入っているので
そちらのケアも続けてして頂けるし

それがベストだろうと家族で話し合いました。


主治医が回診に来てくれた時
私はあとどれくらいなのか聞いてみました
(覚悟は出来ているので教えて下さいと)

答えは
「半年単位は無理で、月単位」
との事でした。

でも
あと数ヶ月は生きられるんだ!
と思った私です。

泣いてる暇はない。
これからの事を考えねばなりません。


私の終活、本格開始です!