夫回➈いかがでしたでしょうか?


私も、最近になってようやく「私だったらどうだろう?」と自分に置き換えて考えてることができるようになりました。


被害者であるパートナーに加害者自身が自らの不倫について話をするのは、やっぱり怖いかも・・・。

地雷と分かっていて、あえて踏みに行くような感覚になるだろう。

何となく相手が頑張って作ってくれている穏やかな時間に甘える。

許してくれた?もう大丈夫かな?

常にそんなことを考えて過ごす。

ずっと綱渡りをしている状態。


それは逃げているだけで

サレ側の心は絞んだまま。

再構築なんて夢のまた夢。


シタ側は、自分と向き合い、認める。

そして、寄り添う。


私ならできたか・・・。

サレ側で今の心の材料があるから分かることも、無かったらどうだろう・・・。

自信ないな。


今、夫は逃げずに取り組んでいるので、そこは素直にスゴいと思えるようになった。



さて、今日は 前向きがうるさいについて。


実は、結婚してから私が嫌いな言葉があった。

「前向きになれよ。」

「後ろ向きだよな~。」

夫から言われた言葉です。


不倫発覚後にも

「俺は前を向いてるのに・・・」

と、何度か言われました。


少し前に夫には、

「ずっと前向きという言葉が嫌いだった。」

と話した。

正確には、言葉が嫌いなのではなく、言われるのが嫌と感じる。


前向きって言葉が後ろ向き!とさえ思う。

後ろをふり返り、自分が歩いてきた道を見て確認することも大事だ。

私が向く方向こそが、前だ!

くらいの気持ちになる。


だから、私は前向きな言葉を発する人に、

「スゴい!前向きでいいねっ!」と言う。

でも、前を向こうとは人に言えない。

ましてや気持ちが沈んでいる人には絶対言えない。

それより寄り添える人になりたい。


何年か前にポジティブを売りにして、エッセイ集も出した◯ッキーさん。

前向きとやらを学ぶべくエッセイ集を買っった私。

ところが、文春砲でゲス不倫が発覚。

前向き思考の人が、不倫という超ネガティブ行為をするんだと思った。


そして、そのゲス不倫発覚時に既に夫は不倫をしていたのですが、その時は前向きを私に要求する夫が、不倫というネガティブ行為をしていると思いもしなかった。


今の私は、前向きとうるさく言う人をネガティブな人と見るようになってしまった。

ひねくれろんになっちゃった。


お読みいただきありがとうございます。