【計測方法検討①】G-FORCE Spring Rate Gauge V2 | ラジコンの楽しみ方は一つじゃないよね

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途中ブランクがありながらも3度目の沼。古い話、新しいこと織り交ぜ書いていこうと思います

コツコツ、チマチマとスプリングを計測していますが、ちょっと疑問がわいてきました。

 

今回ダンパーケースを組み込み、0.5㎜毎の荷重を測定していますが、その時の全ストロークでスプリングレートを計算してしまうと、初期の低い状態も含んだ値になってんじゃない?と。

(この装置本来の計測、算出方法も同じですね)

一見直線に見えるグラフも、初期のレートは低い

 

何故細かく見たいかというと、

1Gからそれ以降のスプリングレートに変曲点があるか?

実際使うところはどれくらいのレートなのか?

を知りたくて計測しています。

 

と考えると、全ストロークで割るのではなく

荷重増分/増加ストロークを見る方が合っているのかなぁと

思いました。

上記の考えで計算してみると

    荷 重 増 分    ÷ ストローク増分

(荷重(5㎜時)-(4.5㎜時))  ÷  (5 - 4.5)

となり、使用領域のレートは2.0N/㎜から2.1N/㎜

へと高くなりました。

 

でも丁寧に測定してもばらつきが大きく、グラフとして綺麗な線にはなりませんでした。

(スプリングにもよりますが、特に2㎜以下は低い)

もう少し検討しましょう。

 

と、ここでこんなのを発見。

JIS B 2704-1(コイルばねの基本計算方法)に

「ばね定数は,全たわみの30〜70 %にある二つの力(荷重)点における力(荷重)の差及びたわみの差によって定める。ただし,二つの力(荷重)点はいずれも最大試験力の80 %以下とする。」
ですって。

 

ということは…