新人さんが病棟に配属されて2週間の先週のことを振り返り、考えたこと。


担当する患者さんの数が徐々に増えてきました。

その日は6人。全て大部屋の患者さんでした。


が、しかし・・・


・前日に幻聴に左右されてベッドから転落してしまった(転倒転落後の観察項目がわからない)、

・家族への病状説明がある(時間の決まっている業務をどう調整するか)、

・入浴介助が必要な患者さんがいる(他のスタッフと協力が必要なケア)、

・初めて担当する患者さんがいる(疾患やお薬がわからない)

など、新人さんにとってはイベントの多い1日でした。


申し送りの後、行動調整を行いますが、新人さんはいきなり「この時間にこれをします」と

行動のみの1日の計画を話し始めました。


私は新人の時、それぞれの患者さんの疾患、今困っている症状、治療方針、

今日どのような点に注意して関わるか(看護目標や看護計画)を考えて

1日の行動計画を立てるように、と教わったので

「この患者さんはなんの疾患?」

「なんで入院しているの?」

「今どういう治療をしているの?」

「今どんなことに困ってるの?」

「行動だけ調整してしまったら“看護”じゃなくて“業務”になってしまうよ」

(きっと)プレッシャー満点の伝え方をしてしまいましたガーン


また、患者さんのことやお薬のことが分かっていない状態で詰所を出発してほしくなかったので、

情報収集しておいてほしいこと、注意して観察していく必要があることを、自分なりにはマイルドな「なんでなんで攻撃」をして

一緒にカルテを見ながら情報収集し、行動計画に反映できるようにしました。


詰所を出発する時間は普段より当然遅くなりました汗時計

朝の数分間はとっても大事で、あっという間。

リハビリや入浴前の検温、時間通りに貼付するべき貼り薬などやるべき業務が重なり、

他の先輩方からは「これどうなってるの」「あれはいつするの」と声をかけられ、

気がついたらお昼休憩時間が来てしまいました。


新人さんは「午前中に全員のバイタル回れませんでした」と。

「え、そこが反省点?」と思わず思ってしまいました。

が、ぐっと堪えて

「しっかり行動計画を調整して、⚪︎さんのお風呂介助入れたり、先生に△についての報告連絡ができたりしたから大丈夫。

午後から残ってる仕事を頑張ろう」と伝えました。

(後から聞いてみると、他の先輩から午前中にバイタル回れるようにと言われたことを意識していたようです)


午後も、食事介助、トレ介助、カンファレンス、鳴り止まないナースコール…と、時間は過ぎていき

あっという間の1日の振り返りタイム。

伝えたいことが多過ぎて、喋り倒してしまい、気がついたら30分以上かかってしまいました。


新人さんは残業なし期間のため定時で業務を終了することになっているので、

私は残った記録をしながらかなり翻弄されてしまったへとへとな1日だったなあと思いましたえーん


帰宅して、自分の言動、新人さんの反応を振り返ると、

(真相は分かりませんが)新人さんを緊張させてしまい、表情や受け答えは固くなってしまっていたなと感じました。魂が抜けるダウン


新人さんにとっても、自分にとってもキャパオーバーな1日。

どうフォローをしたらよかったのか…昇天


自分の気持ちを振り返ったり、文献を読んで調べてみることにしました。

次投稿へ続く。。。