そんな中、家のことはほったらかしにして、行ってまいりました。(さくら、怒ってる?)
TOKYO ZERO第6回勉強会 IN 渋谷。
今回のテーマは、「普通の人でも政治を動かせる。」 です。
ん? 動物愛護と政治、どんな関係が? なんて言う人はもうきっと少ないですね。
政治と金こそが、不幸な犬猫をゼロにするための、やっかいな障壁になっているのですから。
講師は、朝日新聞 政治部での取材歴20年、 編集委員の秋山訓子さん。
もう動物愛護活動でも、TOKYO ZEROでもすっかりおなじみの、藤野真紀子元衆議院議員と佐藤大吾さん。
以下、藤野さんの話です。
そもそも、繁殖屋のやっていることは劣悪な環境での虐待同然の行為で、明らかに動物愛護法違反のはず。
なのになぜ摘発されないのか?
→ それは、警察に専門の部署がない。
チェック機能がない。
そして、愛護法の条文に明確な数値規制がない。(例えば、繁殖屋
1人に対して何頭を、何センチ以上の広さのケージで飼うこと等)
なんとなく、汚い、ひどい、かわいそうという感情的なものでは逮捕で
き ないから。だそうです。
法律は、内閣から立案される法律が殆どですが、
国会議員から出される議員立法という法律があります。
動物愛護法も、こちらなのですね。
つまり、業界から献金を受けた国会議員が立案できるわけです。
でも、言い換えれば、私たち一般の国民の声も届く法律なのです。
今までのところは、ペット業界は、必死で献金やら、強引な票集めをして国会議員を抱き込んでいるわけです。
これに勝つためには、身近な、地元の議員に署名やらアンケートやらのデータを持って、直接話を聞いてもらいにいくこと。
沢山の要望があれば、これも議員にとっては票集めになるので、動いてくれるはずだと言ってました。
できれば、一年生議員で、献金を受けてない人に。
そして、殺処分ゼロを追い過ぎて動物福祉がなおざりになってはいけない。
中長期的には生体販売中止に持っていきたいが、
いきなり生体販売をやめろと叫ぶだけでは、
業界は、かえって固まり、閉ざして、話し合いのテーブルにつかなくなってしまう。
彼らも、会社をつぶすわけにはいかないのでしょう。
だからこそ、私たちも、相手が存続していけるような、でも健全なビジネスモデルを提案しなくてはならないと。
そうやって、まず話し合いのテーブルについてもらって、
この世界の悪質なものを全て排除し、流通をシンプルにし、良質なブリーダーのみにしていこうということを理解してもらわなくてはいけないのです。
私たちにも政治を動かせるの?
はい、もちろんできます。と秋山さんは断言していらっしゃいました。
そして、決してあきらめないでほしいとも。
渋谷の夜は、おばさんにはちょっと疲れます。
先月から今月にかけて、たてつづけにブロ友さんのわんちゃんが天国へ逝ってしまいました。
おかちゃんの家のしし丸君。
繁殖場から遺棄されレスキューされたスピッツの心ちゃん。
そして、さくらと同じワンドクの卒業生だったがんばりやのロッティちゃん。
みんな辛い治療に耐え、手術に耐え、最後まで必死に生きようとがんばりました。
ロッティちゃんのママはつみさん、
とても悲しそうなので、なんとかして慰めたいと思いましたが、コメント欄がないので勝手にリブログしました。
みんな、今度生まれ変ったら、もう人間の犠牲にならなくてすむようにおばちゃんがんばるから、お空で応援してね!!