最近、自分の考えをまとめたいと思っていることに、「どのように仕事のスタイルでいくのか」ということがある。

その際に、ひとつのヒントになったのがこの記事です。


 ファシリテーションなくして経営できない (黒田由貴子とルークのブログ:2007/01/20)



この記事で一番ヒントになったことは、「顧客との距離」の考え方。

この記事で黒田さんは、「クライアントの一体感」というのをその距離感としてあげています。

インターネット(というより高速データ通信+コミュニケーションツールの高度化)によるコミュニケーションコストの減少は、組織の「線引き」がどうあるべきかについて揺さぶりをかける。どこまでが「内側」でどこからが「外側」なのか、そもそも「内と外」という考え方自体が不要なのか、私の中でもまだ整理されていません。「内側」の定義が決まらない(もしくは決めづらい)ところに仕事のスタイルが決めづらいところもあり、その定義こそが「仕事のスタイル」になるかもしれないと考えています。

「顧客はあくまでも顧客だけど、一体感を得ることは重要」、この考え方には大いに賛成ですが、現実的にどのようなコミュニケーションをして、どのように仕事を進めていくのかは、なかなか難しいことだと思います。(現実として、自分の顧客のほうが、自分の上司よりも協力的なことはあるし、同僚よりも顧客にシンパシーを感じることも少なくない。しかし、やっぱり顧客は顧客なのかもしれないと思うことも多いですよね)。

内側と外側の定義はそのまま、「顧客」の定義なのかもしれません。

このテーマについても今後自分の考えを整理したいと思っています。




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