みなさんこんにちは

やっと・・・

幼稚園イヤイヤに、劇的な変化が訪れました。

今後どうなるかは予想がつきませんが。



まずですね、
土曜も日曜も
幼稚園を思い出すたびに
「幼稚園行ぎだぐないー」と泣いてアピール
という姿勢はそのままでした。


ふと、
インターネットで一度だけ調べてみました。
みんな なんか 対策してるんかな? と。

したら、
「”よく話す”で、ある日を境にピタッとやみましたー」
って書いてあるページを読みました。
で、どのようによく話すのか、
チラッとしか読んでいないのでわかりませんが、
それは サイトを通して秘密にして、テキストダウンロードかなんかで購入、、
みたいな流れになりそうな雰囲気を感じたサイトでした。

そういうサイトは読んでいて気持ちが悪くなるので
あまり読みません。

今の社会で生きて行くには確かにお金は必要だけど、
なんでもかんでも儲けることばかり考えていては
世の中が良くなりません。

私は、生活していける範囲でしたら
私の知っていることや経験はどんどん分け合いたい!!と思って生きています。
世の中助け合い。

その方が 世界はどんどん幸せになり 発展し 平和になっていくと思っています。
結果、私自身も幸せ。



で、そのサイトはチラ読みだったわけですが、
きっと ”ピタリとおさまった”ってのは本当だろうと。
そのために、具体的方法は記述なしだけど、”よく話す”ってのが秘訣ってのも本当だろうと。


「やっぱりか・・・。」

というのが感想。

やっぱり

原因をよく把握して、
具体的原因なら それに応じた対処法を提案し、
気持ちの問題なら 心の持ち様を教えてあげたり、物事の別の見方を教えてあげたり、愛をたっぷり送ったり、

そういう対処なんかな・・。


その発想を拠り所に、

日曜に腹を据えて話し合いをしました。with 三歳児。


金曜だか土曜の夜にふと思いついて話したことは、

「先生も まいんのこと大好きで、まいんが幼稚園に行かないと心配するし悲しいんだよ。
まいんが幼稚園に来てくれると 先生嬉しいんだよ。
先生を助けてあげて。まいんなら助けられるんだよ。」

こう話したとき、
「いやだ」しか言わなかった我が子が、一瞬考えたように黙りました。

で、間を置いて、
やっぱり やだーー  って感じでした。


この様子を見て、母(私)は、この切り口は 少し心に響いたみたいだ・・、と考えたのでした。



あ、
上記のことは、
幼稚園の先生から、
園の間は泣いていない と聞いていたから 言えたのでした。


しかしですね、
心の底から園が嫌で嫌でストレス以外の何ものでもない ってんなら、
園に通わせること自体
やめようか 考えなきゃいかんかというところですが、

その判断をしないといけないわけですねーー。


本当に園が嫌なものでしかなく、
楽しいことなんてひとつもないのか!?

”ぃやー そんなことは よっぽどないだろう”
”ママと一緒だったときは 園が楽しくて仕方なかったんだから”
”粘土やお絵描きや追いかけっこなんて 大好きじゃんいつも”

という考えから、
”園での楽しいことは何か”
を聞き出そうと。
まあ、成り行きでそこに気づいたわけですが。


うちではですね、
小さい頃から、
頑固で主張の激しい我が子が
ヒートアップしてかんしゃくがおさまりつかなくなって
夜 泣きまくって全然寝ない なんて時に、
”おばけ”はたまた”おかべ”が登場する仕組みになっているんですが、
(”おかべ”は、おばけより優しくて、話を聞いてくれる。”おばけ”は、めちゃ怖くて、扉ガタガタ言わせて連れて行かれそうになる)

土曜の夜にも登場したんです、”おかべ”。
以前から、わがまま言って うぇんうぇんした日なんかに、
暗い部屋で ママが”おかべ”に変身するんです。
「わがまま言った子 だーれだー」って言って脅されるんです。

土曜の夜には「幼稚園行かない子 だーれだー」って言ってました。

こうやって ”おかべ”に脅されると、
大抵、「もう わがまま言わないから!ママになって!」とか言うんですが、

幼稚園は根強かった。

”おかべ”に脅されたって 黙っちゃうだけでした。
あんなの初めて。
そこまで 心底嫌なのかと、かわいそうになりました。

それに、脅して「行く」って言わせたって、
子供の心の悲しみは取れないことは知っていました。

で、”おかべ”の質問は変わる。
「幼稚園で なにか 楽しかったことを ママにお話するか?するのか?」

それには「うん」と言ってくれました。

そして”おかべ”は帰る。 ママ現る。


「あれ???今 ママ 何してた?意識がなかったなーー。もしかして”おかべ”来てた!?」
「うんう(否定)」(初めて。)
「ほんと?”おかべ”だったんじゃない?だって意識なかったもん。 ”おかべ”さん、なんて言ってた?」
「なんにも(嘘)」(初めて。)
「えー?ママと入れ替わってくる”おかべ”さんは用事のある時に来るんだよ。何か言ってたでしょ?」
「肩に、お花が咲いてるって。(意味不明の嘘)」(初めて)
「えー?そんなこと言うー?用事じゃないじゃん。教えて。」
「(なんか言って、かたくなに 教えてくれない)」
「んーー、じゃあママ、”おかべ”さんに聞いてみるよ?」
「うん」
「(すーはー息して、瞑想みたいに)。”おかべ”さん、”幼稚園で楽しかったことをママにお話して”って言ってたよー!教えて。」
「あのね、粘土したり、お絵描きしたり、すること。」
「・・・!!そーうーなーんーだー!!楽しいことあるんだねーー!!よかったーー!!そうかー そっかー!
お話ししてくれてありがとうね。チュッチュッ。ママ嬉しい。」


そしてその夜は寝ました。
もちろんパイで。絵本も読んだにゃ。



そして日曜日、
幼稚園の話題を出すと・・・

「幼稚園行きたくない」「ママと一緒におうちにいる」 うぇーーん


心の問題が解決していないんで、わかってましたけど、
やっぱり?って感じでした。

「まいんならみんなを助けられるんだよ。助けてあげて。」
「先生もみんなも まいんのこと大好きだよ。」


なーんてね、
「やーだー。助けなくていいー。」
よね・・。


「何がやなの?」
「幼稚園楽しくないー。」
「えー?ママ知ってるよー。楽しいこともあるって。」
「粘土もお絵描きもかけっこもしたくないー」
「したくないなら しなくていいよ。 だるだるしてればいいじゃん。」

「まいんがやりたいなー って思うことだけやって、
うんちはパンツでいいし、ママの写真もあるし、給食は食べたいものだけ食べればいいし、
ママはおうちでいつも まいんを応援してるし、大好き愛してるーって思ってるし、
写真のママも まいん大好き愛してるーって言ってるよ。」

幼稚園に行くと、
実は楽しいこともある ということを確認済みなので、
自信満々に説得・・。

しかしこれだけ言っても やっぱりかたくなに いやがるんです。

なにか 他に原因があるんかしら。

泣き続けながら
「いーやーだーいーやーだー」
「幼稚園やだー。ママと一緒にいたいーー。」


しまいに、いつも空気の読めない 自己中旦那、
いつものように 気をそらして終わればいいじゃん行動が始まる。

今回は 制止させていただきました。

”横から口を出さず、私に任せて。
説得に掛かってるんだから、じっくり向き合わせて。”


過去の経験から、
腰を据えて じっくり 子供と向き合うと、
子供も真剣に考えてくれて、
自分の気持ちばっかりでなく、
現実をちゃんと見つめて 対応してくれるんです。

こちらも妥協案出すし。



しかし、
しかしですね、、
幼稚園いやだは、、
やっぱり根強かった。
過去に類を見ない根強さ。


ここでまた自己中旦那。子供に向かって、
「うるさいなー。幼稚園いやだいやだって、同じことばっかり言ってー。」

これ、子供にとって、親として、
最低な言葉です。
子供の心を理解する気ゼロ。

私の、子供への対処法を見て、少しは子供に対応できるようになってはきたものの、
どこまでも自己中です。
自分の気持ちが最優先。


で、私が、
「そんなこと言ったらあかんでしょう。主張が通らないから繰り返してるんだがね。そんだけ嫌なんだって。」

旦那のように 子供の主張を押さえつければ、
子供の心は曲がってしまうでしょう。

私は常に、
「子供の心は真っ直ぐに、健やかに育っているのか」、
そのことに注視しています。どんな時も。




で、旦那から、
「何が嫌なの?」と出てきました。

子「幼稚園楽しくない」
母「えー?ママ 楽しいことがあるの知ってるよー」

母「ママと一緒にいたいんでしょ」
子「ママと一緒にいたいんだもん」(涙)
母「ママがいなくて寂しいんでしょー」
子「ママがいなくて寂しいんだもん」(涙)
うぇーーん

ああ、核心を突いてしまった。。


(幼稚園とはいえ、
準備のできていない子にとって、
ママと離れるのを強いられるのは、本当にかわいそう。)



その他に、
「幼稚園行くのやめる?もうずーーっと行かなくていい?」とか(「行かなくていい」)
「幼稚園の入り口までママが車で送っていってあげようか?」とか(「幼稚園も一緒に行く」)
いろいろ。



で、いやだ と 提案 の 応酬。
しまいに 私も疲れてきました。
時間にして、洗濯干すのも放っ散らかしで、
1時間半くらい?

最後には「幼稚園行かない子は離さないぞ」と、羽交い締めしっぱなしで、
「離してっ」と嫌がられてもぎゅーとか、無駄なこともして・・。

もういいや と、休憩する気持ちで、洗濯干しに向かいました。

そうしたら、

「抱っこ、抱っこ、抱っこして。」

「幼稚園行かない子は抱っこしない。」と、疲れているのもあって突き放す。
「抱っこーー(泣き)」

完全に突き放すのは、寂しくなった心に かわいそうなので、

「幼稚園行かない子は おんぶしかしない」
「おんぶーー」
で おんぶ。スキンシップ大切。英語はフィジカルコンタクト、だったっけ?

でも 洗濯干す時 じゃまなので降りてもらって、
また寂しい我が子。

説得中からもう、ずーーと 泣きっぱなし。

この時、なにか忘れたけど、
なにか要求があって、
「幼稚園行かない子にはしない」と言った気が。
いつも 洗濯干し 手伝ってくれるんだけど、
それ関連かなー??


そうしたら・・・
子「今度 体操の先生いるの?」
あら 違う切り口。何か考えたみたい。
母「今度はいないよ?」

そして洗濯を終え、
部屋に戻った時に・・・

子「今度 体操の先生いないなら 幼稚園 行ぐーー うぇーーー(泣き)」


はい、
思わず ふぁーっとなって、はぁーっとなって、わぁーっとなって、
ぎゅうううう と抱きしめました。
「まいんちゃーん」


母「なぁにぃぃぃ、体操の先生がいやだったのぉぉぉ??」(大人の男の人に人見知り 継続中。)
母「今度はいないから大丈夫だよぉぉ。 もしいても、端っこの方に、一番遠くにいればいいからね!!」
子「かけっこも くまちゃんのまねもしないよ。(えぐえぐ)」
母「いいよ いいよ。今度はいないし、もしいても、一番遠くにいればいいし、やりたくないことやらないくていいよ!」


まずは、母と離れて寂しくて仕方ない気持ちを解消してもらいませんと。
そして、幼稚園に慣れて、寂しさが癒えてから、苦手なことをクリアして行けばいいと、
考えています。

ムリヤリ言うことを聞かせれば 聞くでしょう、そりゃあ。
なんにだって慣れますよ、子供は。
寂しいままの心だってね。

でも、できるだけ できるだけ、
心を大切に、
真っ直ぐな心で、
柔らかい心で、
育って行ってほしいから、

子供の心に 準備ができるのを 「待つ」。
なだめたり 元気づけたり 助けたり、
「最善を尽くして」、
子供の心が 素敵に成長していくのを 「待つ」。
子供の自由意志を奪わないように。。

この、
「密かに最善を尽くして、待つ」
という姿勢は、
植物、動物、人、
全ての 育て方の 秘訣だそうです。
その通りだと思います。




で、
「給食のおかずも食べないし、
ママのお弁当でもお米ご飯しか食べない うぇー」 とか言うので、

今日のお弁当は おにぎり弁当にしました。(楽)
煮物一品作っただけー。
あと林檎。




さて、
そんな話し合いの日曜日から明けて
今朝の月曜日。
どうだったんでしょうか!!

切ないっすよーー。
心の準備はよろしいですか?



いつもなら、
起きて開口一番、
「幼稚園行かないよ」という子。
土日も起きて開口一番、「今日は幼稚園休み?」と確認。

話し合い後の今朝は・・・・・


朝、起こして、すやすやしているところから ふと 目を覚ましますでしょ。

一瞬ぽやっとして、
次の瞬間、、、


黙ったまま そっっと 涙を浮かべるんですーーーーー!!!

切ねーーー!!!



で、朝の準備の間、
騒ぎませんし、幼稚園いやとも決して言いませんけれども、
ふと、

じわっっ と泣くんですーーーー!!!


いやなんだねえ・・・
かわいそうに・・・

その度に ぎゅっっと 抱きしめましたとも!!
「泣かないで泣かないで。ママ大好きだし愛してるし、ずっと応援してるからね。」



今朝は 不健康に・・ドーナツ。。(好物)
「食べない。おうちに帰ってから食べる。」
「そっかー。でもさ、幼稚園でおなかが ぐーぐー言っちゃうよ。半分こ残しといておうちで食べよ。今 半分こ食べようね。」

髪 結ぶ時、いつも子供椅子に座ってもらうんだけど、座ってくれません。
「じゃあ、ママにピッタンコで結ぼうね。」私のお股の間に挟まって座る我が子。


チラシが目に入りました。
子「幼稚園頑張ったからさーー、アンパンマンのとこ(アンパンマンミュージアム)行けるんじゃないの?」

行った人行った人、あそこはアコギだってんで、あんまり行きたくないんですが、
ご褒美に行くべきっすよね。。

母「そうだねー!行けるよー!行こうね~」



お弁当のお写真見せて、
母「ね、おにぎり弁当だよ~」
子「ほんとだー♪」
母「まいんの好きな 桃色ハンペンも入ってるよ~」
子「ほんとだー♪」



で・・・出発。

じわっと・・・じわっと・・・
涙を ひっそりと浮かべるんだよねーー・・・ ぎゅうう。

靴を履くときは 少し声が出て うぇー ってなって、
ぎゅうう、
「大丈夫だよ、まいんになにかあったら ちゃああんと幼稚園から ママに電話があるからね。」


今朝は雨が結構降っていたので、
いつもの ぎゃあすか&靴なし では べっちょべちょになるところでしたが、
助かりました・・・。

助かったけど、、
君の心は大丈夫??


目に じんわりと涙を浮かべたまま
静かに バスに乗って行ったのでした。
バス停までは ママ抱っこね。
ずーっと「愛してるよ愛してるよ。おうちで応援してるからね。」と言い続けました。


今日も無事で帰ってきてね・・・。
大事なまいん。