なかなか実家に帰る事も減ったの
ですが父が認知が入り入院している
ので会いに行ってきました。
久しぶりの実家の近くは過疎化が
進み時間が止まったかのように
静かに時が進んでいる感じ。
空き家も目立って
少し寂しく感じました。
台風前の海は少し波が強かったのですが
子供の頃から眺めている海と山は
変わらずに出迎えてくれます。
すぐに病院にいき父に会ったのですが
体重が減っていて痩せていましたが
顔色も良く持参したバナナを美味しそうに
食べていました。
私の事は分かりましたが主人のことは
分からないようで遠くを見つめていました。
会話をするのですが食の質問には
答えますが他の事を聞いても
全く反応がなく子供返りしているよう
でした。
子供の頃はしつけが厳しく、でも
自分に甘い父は賭け事にあけくれ
夫婦喧嘩の絶えない環境の中で過ごし
ました。
正直嫌いであまり会話もしなかったし
大学も行きたかったけど女に学問は
いらないと行かせてくれなかった。
その恨みつらみはずっとあったけど
子供のような澄んだ目を見たら
今までのわだかまりが全て消えて
いきました。
もう全て許そう。
父との久しぶりの再会は
私にって必要な時間でした。
これからは心をクリアーにして
生きていけそうです。