朝は所長、社員さん、パートさんを含め
5人で朝礼をしています。
毎日題材が違う月刊 朝礼を使い、順番に
声を出して読みます。
そして、感想を自由に述べるのです。
私の番では、「たすけあいかさ」の記事でした。
大阪府堺市の南海高野線にある萩原天神
駅には「たすけあいかさ」と書かれた箱に
無料の貸し傘が置かれているそうです。
近隣に住む女性が父親から引き継ぎ40年
以上続けられているボランティアだそうです。
貸し傘を始めた頃は返却もされない傘も
多く、足りない分をお父様が買い足していた
そうですが、続けていくうちに傘を寄付
してくれる人が増えたり近隣の駅でも
「たすけあいかさ」が取り入れられたり
するなど活動の輪が広がっているそうです。
自由に発言できるので、このお父様は
何故「たすけあいかさ」を必要と感じたのか
話し合いました。
きっとこの南海高野線の駅職員だった
のでは？とか
駅近くの喫茶店を経営していて
ずぶ濡れになってあたる人をよく見かけるように
なったので傘を置きだしたのでは？
と、かってに想像していたのですが
何と所長がメールで、この月刊朝礼の
編集部に疑問を投げかけました。
すぐに編集長から連絡があり、あらゆる
資料を送ってくださりました。
でも、発端は書かれていなくて、
娘さんにお会いできたら真相を
お伝えしますとの電話までいただきました。
丁寧に対応してくださったうえに、図書券
まで送ってくださり、なんと月刊朝礼の
巻末に会社紹介したいので写真とコメントを
欲しいとの依頼まで来ました。
単なる朝礼での、たわいのない話し合いが
ここまで広がって面白いなぁと思いました。
毎朝の朝礼行事が、社内での風通しを良く
しています。
コミュニケーションって大切ですね。