2010年に映画「コーブ」が上映

され、様々な映画祭を受賞した時

 

欧米人・白人によるアジア人蔑視、

日本に対する攻撃と感じた日本人は

多かったと思います。

 

そして、

牛や羊は食べてもよいけれど

鯨はダメというのは

何故なのだろう?と不愉快でした。

 

 

この映画の予告を見て、気づかれたと思いますが、

欧米人はイルカと鯨を混同し、

日本人はイルカを食べていると

批判しています。

これが問題の1つです。

 

 

オーストラリアでは

はっきりと「日本人は鯨を食べる

野蛮な民族だから、殺してよい」

いうビールのCMまで放送されて

いました。

 

鯨はイルカ同様に哺乳類で

知的生命体。

 

それなのに、

そういうことを理解できず、

鯨を食料として食べる日本人は

知能の低い下等民族であり、

野蛮だという主張です。

 

※世界中に様々な国がありますが、旧英国植民地のアフリカ、中東、南アジア、東欧、アジアの他の国々は、日本の捕鯨への反対運動を国家としては行っていません。

 

※伝統的に魚をよく食べる国々(アイスランド、アイルランド、ノルウェー、北米のエスキモーの人たちなど)も捕鯨を伝統的に行っていました。しかし、反捕鯨運動の矛先は日本で、日本が集中攻撃を受けました。

 

 

日本政府はなぜ捕鯨が
ターゲットになっているのに
捕鯨を止めないのでしょうか。
 
私が調べたところ、

海洋資源の生態系バランスを保つために必要だから行っている、ということでした。

 

また、細々であっても
伝統行事などの伝統文化を

後世に残す必要があるから

保護しているようでした。

 

 

日本人の私たちは

現在、鯨を食べる機会は無いですね。
 
鯨料理のお店にわざわざ行かない
限り、鯨肉を食べることができない
ですが、
 
1970年頃までは
学校給食で出されるほど
鯨肉は市場に豊富にあり、
また、単価が安かったようです。
 
 
 
 
黒柳徹子さんが以前、テレビで
「戦前はお肉を食べる機会は
ほとんどなくて、
鶏肉ですら一年に何回かしか
食べなかった」と仰っていました。
 
 
 
黒柳徹子さんは芸術系の四年制大学
で声楽を専攻された人です。
 
 
黒柳さんは、
1933年〈昭和8年〉8月生まれ。
進路を決める高校生だったのは
1948年(昭和23年)頃ですね。
 
第二次世界大戦が終了したのが
1945年8月。
 
 
時代的にまだ中卒の人が多かった
時代の上、終戦直後だったので
 
食べ物にも困っていた人が多かった頃に、
 
女性でありながら四年制大学
に進学。
 
 
しかも、東京音楽大学の声楽科に
進学していますから、
 
相当のお金持ちで、
女性の教育に対して理解のある
進歩的なご家庭だった
想像できます。
 
 
そういうご家庭でも
鶏肉・豚肉を食べる機会は無かった
というのです。
 
 
つまり、当時は、
鶏肉や豚肉よりも鯨肉を食べる
ことの方が日本では一般的だった
ということですね。
 
 
 
日本では明治維新までは
肉食が禁止されていたので、
 
サメやクジラは
江戸時代以前から
海で捕れるお魚の一種と
認識され

伝統的に食べられていた

ということなのでしょう。

 

 

 

 

 

ところで、「反捕鯨運動」は、

元々はどういう思想に基づく

運動なのでしょうか。

 

 

1970年代後半ごろから
転生輪廻思想がアメリカ西海岸を
中心に広まったときに
 
アトランティス文明の存在を
信じる人が増えていきました。
 
退行催眠などで
自分はアトランティスにいたことを
思い出した人も多く出てきました。
 
 
アトランティス文明のシンボルは
イルカです。
 
出典:Designed by Nic Gray Tees「Spirit of Atlantis Pin 」TP Apparel LLC
 
アトランティス時代に
イルカは他の星から地球に
やってきた知的生命体らしい
 
アメリカ西海岸の
スピリチュアル思想を信奉する
人たちの間で認識されるように
なっていったようです。

 

 
 
 
アメリカ・ロサンゼルスにある
スピリチュアル関係の本やグッズを
売っているお店「ソーラー・
リターン」さんのフェイスブック上
ブログによると
 

書籍「Dolphins, Extraterrestrials Angels

(地球外知的生命体の天使であるイルカ)」と

 

書籍「Dolphins, ETs & Angels:

Adventures Among Spiritual

Intelligences

(イルカ、異星人、天使:スピリチュアルな知的生命体間の冒険)」の著者であるWyllie)は、

 

出典:Timothy Wyllie「Dolphins, Extraterrestrials Angels」第二版1990年12月31日、 Ashgrove Publishing Ltd
出典:Timothy Wyllie「Dolphins, ETs & Angels: Adventures Among Spiritual Intelligences」 1993年3月1日、Bear & Company Paperback
1977年にワイリーは

友人たちと一緒にLSDを使って

イルカたちとの会話できるか

試してみたところ、

 

イルカが異星人であることを

発見した、というのです。

 

当時、ヒッピーの間でマリファナやLSDなどを使うと、神秘体験が

できると、ラリるのが流行して

いました。

 

※現在は、LSD等は違法薬物に指定され、使用が禁じられています。

 

 
 
イルカが異星人だとすると、
「人型で無い宇宙人」を
「人型宇宙人」である人類が
捕獲して食べるというのは
間違っているのではないか
と考える人たちが出てきたのです。
 

 

 

 

 

 

転生輪廻は、

地球上でだけするのでは無く

宇宙全体で行っていることが

分かってきています。

 

 

地球には、他の星から来て

人間として生まれている人もいます。

 

 

イルカが異星人だとしたら

地球上にいる人間が

イルカを食べることは

 

かつて自分の親戚だった人や

友人の魂が宿っている生物を

食べてしまうことになるかも

しれません。

 

 

反捕鯨の元々の思想は

そういう考え方から

生まれてきたものです。

 

 
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今回は「反捕鯨運動
なぜイルカを特別視する人たちが
いるのか」というお話でした。