子供の成績も、子供との関係も
どちらも諦めたくない中学受験ママへ

交換日記を使って
6カ月で偏差値10アップ!
10年後も笑顔で何でも話せる親子に!

10年の中高一貫教員キャリアをもとに
徹底的に伴走する
中学受験KOKORO交換日記コンサルタント
はるりえ



 

 

私には

 

「子供たちはもちろん

ママにも幸せになって欲しい」

 

「勉強や受験で人生を狂わされる

子供たちとママたちがいない世界にしたい」

 

という強い思いがあります。

 

 

そう思うようになった理由は

私と、私の母との過去の関係にあります。

 

 

 

中高時代の私が抱いていた

母のイメージは

 

「私をお人形扱いする

感情的な人」

 

 

けれど

仕事としてたくさんのママたちに関り

自分自身も母となった今

私の母に対するイメージは

がらりと変わりました。

 

「1人孤独な中で

必死に生きてきた人」

 

今の私には孤独な母の背中が

見えるように思います。

 

 

そして、

私の母と同じように

ひとりぼっちの暗闇の中で

必死に子育てをしているママが

今も世の中にたくさんいるように思うんです。

 

 

 

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そもそも、どんな環境で

私は育ったのかというと…

 

物心ついた頃から、

家の中には母一人、子一人。

 

父は3歳の頃からずっと単身赴任をしていて

ほとんど家にはいませんでした。

 

 

母は、古風な祖父のに

「女はつまらん」と言われ続けて

大学進学を許されず、

泣く泣く高校卒業後に就職した人でした。

 

そして、その頃の日本は

結婚・出産した女性は

退職することが暗黙の了解になっていて

母は私を産んだことで

キャリアすら絶たれてしまった

過去がありました。

 

 

そんな母の、祖父と社会への

恨みや悲しみを

ずっと聞かされて育ったのですが…。

 

 

母は自分にできなかったこと、

つまり

女性でもしっかり学歴を手にして

キャリアを続けられる

そんな人生を与えたいと

思ってくれたようです。

 

 

それで、

母は私を幼稚園入園前から

塾に通わせてくれ

私は幼稚園受験・小学校受験・中学受験と

ほとんどの受験を経験することになりました。

 

 

今では、

母なりに必死に

私のことを思って

教育を施してくれたのだと分かります。

 

けれど、小さい頃の私にとっては

成績や学歴で価値観が埋め尽くされてしまった母と

ずっと2人きりで生活することが

苦しくて苦しくて仕方がなくて

窒息してしまいそうな気がしていました。

 

 

そして、長年の塾漬け生活で

たくさんの歪みとヒビが入っていた

私と母の関係は

私が中学3年の時に

県外の大学の文学部に行きたいと言った時に

完全に崩壊してしまったんです。

 

母にとっては

自分の理想と夢の集大成は

≪医者になってキャリアも安泰になった娘が

ずっと側にいてくれること≫

だったようなのです。

 

 

だから、母は私の希望した進路が

受け入れられず

酷い親子喧嘩になってしまいました。

その過程で、

私自身の人格や、周囲の人まで

否定する言葉も随分かけられました。

 

そんな冷戦のような状況が

高校卒業まで続いてしましました。

 

 

それで、私は

「母は自分の見栄やプライドを

満たすための道具としてしか

私を見ていない。

私は母の言うことをきく

お人形としての価値しか

母に認められていないんだ。

人間として見てもらえていない。

と認識するようになりました。

 

結果的に、

大学入学から15年もの間、

ほとんど実家にも帰らず、

母とは年に数回Lineをする程度に。

長い年月、母とは疎遠になってしまいました。

 

 

そんな過去の自分の傷を

癒せていない影響もあり

子供たちを癒して支える仕事がしたいと

教員になりました。

 

 

そうすると、自然

ママたちと関わることも増え

ママたちの声を聞いていると

自分の母が当時置かれていた状況にも

思いを馳せるようになっていきました。

 

 

 

私の父は家事育児はほったらかしで

家にいることすら、ほとんどなくて。

重責の子育てを、

それも十分すぎるほどの教育を施して

たった一人でこなしてきた母にとって

私が分かりやすく‘’成功‘’することが

唯一の心の支えだったんだろうな、とか。

 

 

過去の自分が果たせなかった夢を

娘に代わりに

果たしてもらいたいという夢が

母にはあっただろうけど

そこには

「自分のような思いを娘にさせたくない」

という私のためを思ってくれた気持ちも

確かにあったんだよね、とか。

 

 

男尊女卑社会で

学歴もキャリアも奪われて生きてきたら

そりゃ娘に賭けたくなる

苦しすぎる気持ちも

理解できるなあ、とか。

 

 

今みたいに

情報がすぐに手に入らない時代に

右も左も分からない

母親業1年生の状態で

孤独の中で必死に

母なりにベストだと思う

育て方をしてくれたんだろうなあ、とか。

 

 

そんな風に

母の立場に立って考えられるようになると

「私の苦しかった

思いも本当だけれど

母なりの方法で

私を愛してくれていた

ことも本当なんだ」

と思えるようになったんです。

 

 

 

けれど、

これは色んな経験をしてきた今だからこそ

思えることで。

 

母と私の関係が壊れてしまった

中高時代に

ここまで考えるのは

やはり無理だったなと思いますし…

 

私の教えた子供たちを見ていても

そんな社会的背景まで思いを馳せるのは

どんな子でも難しいのだと思います。

 

 

 

そんな、

子供たちの精一杯が届く範囲が

はるかに及ばないくらいまで

ママたちの苦労や孤独が広がっていること

これがやりきれないなと思うのです。

 

 

そして、多くのママたちの苦悩があるのも

その大きすぎるギャップ

孤独すぎる子育て環境

にあると、感じています。

 

 

 

ママたちを孤独にせずに

そっと寄り添いながら…

 

子供たちに変わって欲しいというのが無理ならば

変化することができる力も意思も持っているママたちが

思考を変えていくサポートをすれば

 

子供たちとママたちの思いを

繋ぐことができると

 

そんな風に思っています。

 

 

 

私は

ママと子供たちの思いの

橋渡し役になりたい

 

そして、ママたちが幸せになることで

子供たちも幸せになっていく

そんな未来を作っていきたいです。

 

 

 

今のママたちは

本当に一生懸命子供たちのことを考えています。

一生懸命すぎて、

心配になることもよくあるくらい。

 

そして、そんなママたちだからこそ、

少しコミュニケーションの常識や

当たり前だと思っている

世界観を書き換えるだけで

 

子供たちと

心の手を繋いで

ずっと歩んでいける

温かい未来を

絶対に実現できる力があると

確信しています。

 

 

私はそんな力はないんじゃ…

そんな自信ない…

 

そう思われるママも、たくさんいるかも。

 

でも、

子供の幸せを心底願っている!

その気持ちさえあれば、

みんな変われる力を持っていますキラキラ

 

 

 

私の母のように

孤独な世界にたたずむママが

一人でも減りますように…

 

そして…

 

 

 

私は今、色んな人の助けがあったおかげで

 

母が私を愛してくれていたことに

気付くことができて

そして

愛されていたことを

受け入れることができて

 

本当に幸せだなと思います。

 

それと同時に、

中高当時の私は限界だったとはいえ、

母の気持ちに気付くことができなかったこと

申し訳ないなという思いもあります。

 

せめて、こんなに長く

疎遠になっていなかったら…

とも。

 

これからの子供たちは

私のように

ママの愛情を受け取りきれずに

勉強や受験で人生が壊れてしまう子供が

一人でも減りますように…

 

 

その願いが叶えられるように、

頑張っていきます!