台湾アイデンティティー | あっゴメン! それ生卵だったよ

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日々気になった事を日記の代わりに綴ります。
愚痴や個人的な話ばかりです。読んじゃった人、馬鹿馬鹿しくってごめんなさいm(__)m
やめるやめると言いながら、だらだらやってます、、、

今日はびっくりしてしまった。

先日たまたま「最近映画、何やってんのかなぁ?」と思い、立ち寄った映画館で、『台湾アイデンティティー』の上映があることを知った。

この映画はとても印象に残っていて、機会があればまた観たい。と思っていたので、これは土曜日に観に行こう!と思ってたら、土曜日に都合がつかなくなって、急遽日曜日に。

そしたらカウンターでチケット購入時に「今日は監督の舞台挨拶があります。」との事❗

映画館のホームページとか全然みてなかったから、びっくりしてしまった❗

それにしても、以前観に行った時も、たまたま監督の舞台挨拶がある日で、偶然にも、二度も監督にお会いできる機会があるなんて。

本当に奇遇だなぁ。

酒井充子監督は、やはり気さくで、とても知的で上品な方でしたニコニコ

同じ女性で、こんなに素晴らしい仕事をされている方がいらっしゃるのだ。

私なんか、何も世の為になる事もしていないけれど、頑張って生きていかないとなぁ、と思う。


この映画の中では、日本統治下の台湾から日本軍として戦争に行かれた方が何人か出演されているのだけれど、その中で「自分は日本が戦争に負けてしまったので、日本人になれなかった。」と泣きながら話されていた方が忘れられない。

戦争で日本軍として亡くなられた、多くの台湾人の方がいらっしゃるそうですショボーン

敗戦で日本人が引き揚げた後、中国国民党に父親の高一生さんを処刑された高菊花さんという方の、「私は人間の嬉しいことも、悲しいこともみんな体験したから、良い人生だった。」という言葉は、私が初めてこの映画を観た時から、私の人生に影響を及ぼす程、心に残る言葉になりました。

その高菊花さんは、酒井監督の次回作『台湾萬歳』の撮影中、映画『KANOー海の向こうの甲子園』の舞台にもなった、台湾の嘉義市で、83歳でお亡くなりになられたと、酒井監督が仰っていました。

高菊花さんは、この映画の中で『ふるさと』を歌うシーンがあるけれど、映画『台北カフェストーリー』の中でも、この映画『台湾アイデンティティー』をブログで紹介されていた、中孝介さんが『ふるさと』を歌うシーンがあったな。

そんな事を思い出しました。


同時上映は『湾生回家』

湾生とは、戦前の台湾で生まれ育った日本人の方達の事を言うそうです。

台湾で母親を亡くし、母親のお墓を守るために、台湾人男性と結婚し、台湾に一人残った女性。

台湾の地を去る時、船の中から台湾の地が見えなくなるまで、弟と『ふるさと』を歌ったと言う女性は、「私は(日本に)友達も沢山いるけれど、今でも(日本の中では)異邦人です。」と語っていた。

訳あって、台湾に娘を残して日本に帰国した女性の娘さんやお孫さん達が、病気のお婆さん(帰国した女性の娘)の為、帰国した女性を探して、お墓を見付けるまでの旅。

子供の頃住んでいた場所に訪れて、友達を探して歩く男性。

そしてこの時代を台湾で生きた方々も、高齢になり、沢山の方が亡くなられている事。

本当に、『ふるさと』って何だろう?

私にとっての『ふるさと』って何だろう?

色々と、深く考えさせられる時間でした。


酒井監督の次回作『台湾萬歳』

久し振りの映画館、とても充実した時間になりました。





ところで昨日は『あるある晩餐会(離島出身芸能人編)』を観ました。

とてもいい番組だったなぁ。

すごく面白かったし爆笑

久し振りに爆笑した❗

何故滝の前で練習なんだろう?(Perfumeさとしさん)とか(笑)

最後の島唄のシーン、とても素敵だったね~

あの番組を観て、奄美に行きたくなった人達、沢山いたんじゃないのかな?


私も行きたいけど。


今度はいつ行かれるのかなぁ。