第4回は、有給についてです。
「その日は取引先とのアポを入れていないし、有給取ろう」
「今月のノルマ達成してるし、明日はゆっくりしよう」
「ちょっと明日用事あるから、シフト変わってくれない?」
企業ならこんな休み方も可能だと思うし、私もサラリーマン時代はそうでした。
でも、教員はどんなに今日仕事を頑張っても、明日も子供は必ず学校に来ます。
病院にいきたいなぁ、平日にしか行けないところに行きたいなぁと思ってもなかなか休むのは厳しいです。
担任が休めばクラスは自習となり、次の日には大量の自習プリントの丸つけが待ち受けます。
また、だいたいそういう時に限って子供たちのトラブルが発生しやすく、翌日はその対応に追われることも多々、、
インフルエンザなどで1週間休んだら、授業が1週間分遅れるのです。
だれも授業を進めてはくれません😫
何せ、休みにくいのです。
教員をされている方なら、わかると思います。
私は、教員になってからずっとこの状況を改善したいなと思っていました。
そこで、思っていることがあります。それは、小学校全科の映像授業があればいいのになということです。それも、全国共通の!
20分間:映像で基礎的なことを学ぶ
例えば、かけ算の筆算のしかた等
20分間:各教師独自の裁量での学び合い
習熟度に応じた支援
練習問題、応用問題等
5分間:振りかえり
こうすれば、先生による授業の質の格差も少なくなるし、担任が休みでも、児童だけで学習を進めることが可能だと思います。
教員が休みやすい仕組み(もちろんサボるわけではありません)づくりを進めていってほしいなと思います。