サメをポークチャップ風に調理します🐟
宮城県産モウカサメの切り身。
正直ポークチャップを食べたことないんですけど、想像で作っていきます🐟
サメのドリップを拭き取り、バットに並べる。
両面に胡椒とフェンネルパウダー(無しでもOK)をまぶす。
ケチャップ、醤油、酒を混ぜ合わせて漬けダレを作り、サメ全体に塗りつける。
刻んだニンニク、生姜と粗みじん切りにした玉ねぎをまんべんなく行きわたらせる。
ケチャップと醤油の割合はお好みで。
ケチャップ多めだとトマト感強めに、醤油多めだとウスターソースっぽくなります。
ちなみに家のケチャップは化学調味料も甘味料も不使用のものをネットで購入して使っています。
野菜と香辛料とお酢だけでできた素敵なケチャップです
↓こんな感じです。
この状態で半日程度置きました。
最近なんか漬けてばっかり
でも魚の切り身って、普通に焼くとパサパサしたり硬くなったりしてなかなか難しいんですよね。
特にノンオイルで焼くと油脂によるごまかしが効かないので何かひと工夫しないと!
浸けておけば塩をふって置いておく手間なしですぐに焼けますしね
では早速、焼いていきます。
フライパンにくっつかないアルミホイルを敷いて、玉ねぎごとサメを並べる。
弱めの中火で両面に火を通す。
サメを取り出して玉ねぎにもしっかり火を通す。
味を見つつ、足りなければケチャップや醤油を加えて調える。
水分が結構出てくるので、煮詰める感じで焼いていきます。
ケチャップの色で火が通ったか分かりにくいのでしっかり焼いてくださいね
完成!
乾燥パセリを彩りに。
身がふわっふわでびっくりするくらい柔らかい!
玉ねぎの食感が良いアクセントになってる。
モウカサメってクセがないから何味でも合うんだよなぁ〜
ポークチャップっぽいかって言われると実物が分からないから何とも言えないけど
あ、でも豚肉より絶対柔らかいよ!!
とにかく美味しい
諸説ありますが、「ポークチャップ」はアメリカ料理である「ポークチョップ」を元にして作られた洋食料理らしいです。
チョップというのはあばら骨ごとカットされたお肉のことです。
つまり、ポークチョップというのは骨付きあばら肉を使った料理を指すのですが、ケチャップで味つけされることが多かったので、日本ではそれが一般的になったとされています。
ポークチョップは骨なしや薄切りの豚肉で作られることが多いイメージですよね。
アメリカ料理が日本で独自に進化して、新しい料理が生まれたということでしょうか。
当時の日本人が「チョップ」を「チャップ」と聞き間違えただけのか、ケチャップと絡めてシャレ風に名付けたのかは分かりませんが…(笑)
料理の歴史というのは、なかなか奥深くておもしろいですね