冷凍庫の整理を兼ねて、冷凍タラフィーレを消費します🐟
何だか唐突にさつま揚げが食べたくなったので、糖類・油脂類不使用で作ってみようと思います。
折角なので、そのタラミンチを使ってロールキャベツも作ってみます。
ここで一つ問題なのは、果たして解凍した魚肉でもすり身になるのか?ということ。
すり身の状態で冷凍しておくレシピはあっても、冷凍してあった魚をすり身にしているレシピは見当たらないので少々不安が…
しかし、物は試しと言いますのでとりあえずチャレンジです
タラは冷蔵庫の中でゆっくり解凍しておく。
軽く水で洗い、キッチンペーパーでよく水気を拭き取る。
適当な大きさに切って、フードプロセッサーに入れる。
料理酒と塩を加えてミンチ状にする。
酒は香りづけ程度の量を、塩はタラ重量の約1%くらいの量を加えます。
玉ねぎとニンジンをみじん切りにし、水煮缶のコーンと一緒にボウルに入れて塩もみする。
出てきた水分を軽く切って、片栗粉をまぶす。
タラミンチに具材を加えてよく混ぜ合わせる。
片栗粉を加えて、上手くまとまるように固さを調節する。
玉ねぎとニンジンはフードプロセッサーにかけてもいいですが、あまり細かくしすぎない方がいいです。
お好みで胡椒、生姜、味噌などの香りが出るものを入れると良いと思います。
すり身タネの完成です!
正直私はこの時点で大分柔らかいタネになっています
それでもめげずに調理兼実験を続行!
まずはさつま揚げから。
フライパンにくっつかないアルミホイルを敷き、スプーンでタネを置いていく。
タネは円形に、あまり大きく厚くならないように形を整える。
くっつかないアルミホイルはめちゃめちゃ有能なので、私みたいに油を使いたくない人にとってもオススメです
タネが大きすぎるとひっくり返しにくく、厚すぎると中まで火が通りにくくなります。
フライパンを弱めの中火にかけ、しっかり焼き色を付けて表面を固める。
アルミホイルを駆使してタネが崩れないようひっくり返し、反対側もしっかり焼き固める。
蓋をして火を弱め、蒸し焼きにして中までしっかり火を通す。
とにかく崩れないように細心の注意が必要です。
温かいうちはまだ柔らかく、とてももろいですが、冷めるとある程度弾力が出てきます。
お次は残ったタネでロールキャベツ!
今回は大きなキャベツが無かったので、小さいキャベツの中に詰めてみます。
(感覚で献立を考えているので、大体いつも無計画クッキングです)
キャベツを半分に切り、内側の葉を切り取ってくぼみを作る。
レンジで軽く火を通し、粗熱を取っておく。
その間に鍋の準備をする。
鍋にだし昆布と水を入れ、椎茸、カブ、玉ねぎを加える。
中火にかけてひと煮立ちさせる。
鍋の具材は何でもいいです。
今回は醤油で和風な味付けにするのでこのセレクトです。
冷ましておいたキャベツにタネを詰める。
鍋がグツグツしているところに、タラ側が上になるようにキャベツを入れる。
くり抜いておいた中の葉でタラ部分を覆うように置く。
醤油を上から回し入れ、蓋をして弱~中火で煮る。
タラに火が通ってきたら味を見つつ調えて、キャベツがしんなりするまで煮る。
完成!
↓さつま揚げっぽいもの
↓ロールキャベツっぽいもの
見た目はまぁ悪くないけれど…。
肝心なのは、おいしいかどうか!
さつま揚げっぽいものは、さつま揚げではないけど普通においしい。
ちょっともそっと感はあるけど、ふわっと柔らかくてタラの旨味と野菜の甘味がしっかり出てる。
香りはすごく練り物っぽいんだけどなぁ~(笑)
ロールキャベツっぽいものは、柔らかすぎて半分溶けちゃってる!
でもキャベツもしっかりとろとろになってるから意外と相性良いかも?
何故か少しだけ溶けたお餅を彷彿とさせる味でした。
結果、すり身感はほぼ無いけどおいしいから良し!
タラの量は結構あったのに、ふわっとしててあっさりしてるからペロっと食べてしまった
冷凍タラだから弾力が出なかったのか、私の作り方が雑すぎたのか…分からないけれど、再チャレンジしてみたいな。
またタラが安く手に入ったらやってみよう
あと、意外とロールキャベツのスープがおいしかったので、最後にうどん入れて締めてみました。
タラの出汁と伊勢醤油のおつゆに、伊勢うどんを投入。
もっちもっちの麺は小麦の風味がしっかりしててとてもおいしい
伊勢醤油は風味が濃厚で、まるでみたらしのタレのような香りや甘味があります。
さすが伊勢どうし、完璧なコンビネーションと言わざるをえない。
ついでに、さつま揚げっぽいものをトッピングしていただきました!
最高だぜっ