びっくりするほどでっかいウチワハギ!
身をお刺身にして肝醤油でいただき、あらはお鍋にします🐟
捌き方は動画とか見た方が分かりやすいと思うので、詳しい説明は省きますね~
ちょっとしたポイントだけ!
・皮をはぐ前にヒレと口先、頭のトゲは切り落とす
・あらを使う場合は頭をつけたまま全身の皮をはぐ
・頭と背骨を切り離したら、カマの部分は手でちぎって頭を取る(肝を傷つけないため)
・頭を縦半分にするときは、あごの骨が邪魔なので切り取る
カワハギの仲間のお魚は、その名前の通り皮がとてもはぎやすいです。
少し力はいりますが、めっちゃ綺麗にむけるので楽しいですよ(笑)
魚捌くのが好きな人だったらちょっとしたストレス発散になるかも✨
三枚におろせたら、まずはお刺身から!
腹骨を切り取り、薄皮を取る。
身の背側と腹側を分ける線に沿って、できるだけ腹側へ小骨が来るよう切り分ける。
小骨が入っている部分を少しの身ごと切り取る。
腹骨、薄皮、小骨周りの身はあら鍋にも使えます。
その場合は塩をふって軽く焼いておきます。
キッチンペーパーで血や水気を拭き取り、一旦冷蔵庫で身を冷やす。
刺身包丁で薄めのそぎ切りにして皿に盛りつける。
お次は肝醤油!
肝は加熱するので、お刺身を食べるまでに冷ましておく方がいいかもしれません。
肝は丁寧に取り外し、血やぬめりを水で洗い流す。
キッチンペーパーで水気を取ったら酒を吹きかけておく。
アルミホイルを器状にして、肝を入れて焼く。
溶けた脂が流れていかないよう縁を高めに作る。
しっかり中まで火が通ったら、器に移してフォークの背でつぶし、醤油を加えて和える。
普通は湯引きしたものを裏ごしして作るそうですが、私はいつもこのやり方です。
焦げの風味が加わり、脂や旨味を逃がさず利用できるのでおすすめです。
加熱不足にもなりにくいし、裏ごす手間も省けますね!
完成!
身の透明感がすごい!お皿の色が透けて見えて、とっても綺麗です~✨
味自体は淡白であっさりしていますが、しっかりした弾力の歯触りが良いです。
そして何と言っても肝醤油が絶品
濃厚な旨味と脂が口の中でとろけます!!
醤油の風味と身の食感も相まって、感動のおいしさです
残るはあら鍋!
頭と中骨に塩をふって、10~20分くらいしたら熱湯をかけて霜降りする。
水で血やぬめりを洗い流す。
エラがついたままだったら外す。
鍋にだし昆布と水を入れ、↑のあらと火が通りにくい具材を入れて中火にかける。
一度煮立ててアクを取ったら、弱めの中火にして火が通りやすい具材を加える。
腹骨、薄皮、小骨周りの身を入れる場合はここで投入。
味を調えて、葉物野菜などを加える。
ハギの仲間はだしの主張が激しくないので、どんな味付けでもいいです。
スタンダードなのは醤油かなぁ、と個人的には思います。
具材もお好きなものを入れてください。
旨味を出すものは水から、旨味を吸わせたいものはアクを取ってから入れるようにするといいと思います。
完成!
お鍋から取り分けた分の写真です
顔が入っているのでおめめが見えますね…
怖いと感じる人もいるかもしれませんが、目ってとてもおいしいし栄養も豊富ですからね。
食べない手はないです。
骨周りのお肉もやわらかくておいしいです
鶏肉の脂身を落として旨味だけ残したけれど、パサついていない感じです!
伝わりますかね?(笑)