いくら言葉を尽くしても(というか、私の説明が下手だし、生徒も生活体験も乏しいので)なかなか「高齢者」「認知症」「看取り」については伝えられない気がしたので、録画してあったNHKスペシャル「家で親を看取る そのときあなたは」(2013年4月中旬)を見せました。


老衰で亡くなる方の様子や看護者(娘さん)の方々の様子、在宅ケアに関わる方々…意識がはっきりしていても飲み込みができない、食べられなくなるというのもそうなんだ…とはっきりわかりました。高校生では、なかなか自分がその立場になるということに思いをはせることができないかもしれないとも思いながら。でも自分の親やおじいちゃん・おばあちゃんのことも考えることができた(自分が親を介護するかもしれないということ)ようでした。


もう1本。ハートネットTVの「ペコロスの母に会いに行く」でした。漫画の本を読んだことがある生徒もいて、ちょっと驚きました。漫画を読んでみたい、という生徒も多くいました。おかあさんがとってもかわいらしくて。


本当は、先日放送されたNHKスペシャル「アルツハイマー病をくいとめろ」も見せたいところだけれど、あとは経済と住生活があるから…。


みんな結構真剣に見ていました。涙ぐむ生徒も。(私もです)