浴衣にも衿芯を! | サクランキモノ

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東京生まれ東京育ち、でも江戸っ子じゃない着物コーディネーター山口さくらのブログ。着付けレッスン、出張着付け、着物スタイリングやってます!

昨日はうすら寒かったですが
本日はまた30℃超えなんだとか。
浴衣日和とも言えますね。

浴衣を着るときにも衿を抜くのですが
浴衣は通常襦袢なしで着るので
抜いた衿がふにゃっとしがちです。
(浴衣あるある)

私は浴衣の時も衿芯を使います。
どこに入れるのかって?それは…

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↑ここ!(見えにくいか)
掛け衿という衿がかぶさってるところを
開けてそこから入れてます。
普通は2枚重ねて縫われているので
ここの縫い代を取れば開くのですが、
おはしょりのように段を取って縫われてるものは
ここが開かないのでご注意を。

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ここに取りいだしたるは30cmほどの透明な芯。
これ実はクリアファイルを切ったものなんです。
以前は普通の衿芯を使っていたんですが
どうも胸元は浮きやすくなるので
衣紋だけきれいに抜けるように
クリアファイルで作ってみました。
これがほどよい使い心地!

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これを掛け衿の開けたところに差し込んで

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衿の真ん中まで通して終了!

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(何度かトライしたけどうまく撮れなかった)
芯を入れておくとこの抜いた衿がきれいに
カーブするのですー!

あまり固い芯だと衿が浮くので
市販の衿芯を使う場合は
メッシュタイプの衿芯が固すぎなくて
使いやすいのでおすすめ。
でも最近売ってる店が少ないような…。

洗濯したり、たたんだりするときは
芯は外してくださいね!
ぜひお試しを☆