GRATEFUL PARTY ~Bルート~
やっぱり・・・・・・来ていなかった。
ダメもとで、招待状を渡しにいったけど、
同じ事務所じゃないから・・・・・来ないわよね。
仕事だって、あるんだし。
心のどこかで、期待してしまっていたのだろう。
かなり落ち込んだ、私が居た――――――
*
0時になり、25日に日付が変わると、
今年も何故か敦賀さんが隣にいらしていて
「最上さん・・・・お誕生日、おめでとう」
「・・・・・ありがとう、ございます」
誕生日プレゼントを、いただいた。
とてもきれいな、可愛らしい花束に見惚れてしまう。
その後、モー子さんや、何故か社さんに、光さんからも
プレゼントをもらった。
今年も楽しく誕生日を祝えて、うれしかった。
あの人に会えなかったことを除けば―――――――――
明け方、私は空が明るくなる前に、家路に着く。
そんな帰り道に、声をかけられた。
「・・・・・・キョーコ」
振り向くと、そこには会いたかった、あの人が立っていた。
(これまた、選択してください)
両方とも25日22時ごろ更新します