1年位前からご縁があって、時々活弁を見させていただいております。活弁、ご存じの方は多いかと思いますが、昔の無声映画を上映している際に、傍らで内容の解説を行う活動弁士のことで、有名なところではチャップリンの映画などがそれに当たるらしいです。ただ、欧米の無声映画は主に字幕がついており、活動弁士はいらっしゃらなかったとのことで、活弁自体は日本の文化だということです。その活弁を若手の尾田直彪さんが元お風呂場だった入谷のカフェ「レボン快哉湯」で聞けるとのことで、参加してみました。

 

 

テーマは「100年前のラブコメって?」というものでしたが、同時に新学期なので、日米の学園もの2本。はじめの「漕艇王」はハンサムで女子に大人気であるボート部の優等生と、彼を慕うファニーな親友のドタバタぶりが面白い作品。また、「キートンの大学生」は、三大喜劇王のひとりであるバスター・キートンが運動神経がよくない大学生を演じていて、好きな女性のために一生懸命できない運動を懸命に頑張るのですが、表情も動きもとぼけていて、笑いが止まりませんでした^^。見ているうちに、ローワン・アトキンソンさんはバスターの動きをご自分なりにアレンジしてミスター・ビーンを作られたのかな、と思ってしまいました。

 

 

そういえば、以前はチャップリンも観たことがなかったのですが、活弁に出会ってからバスター・キートンとハロルド・ロイドの作品を楽しむ機会が増えてきました。この時代の笑いはコミカルなのですがとても素朴、素直に笑えるので、それも気に入って活弁を楽しむようになっております。「カツベンのゆ」も今回、満員御礼だったようで、これから益々予約が取りづらくなるかもしれませんが、弁士の皆さんが本当に頑張っていらっしゃるので、この業界自体がもり上がるといいな、とも願っております。

 

そういえば、直彪さんのお写真も撮らせていただいたのですが、手ブレでぼやけてしまい、あまり映りがよくなかったので、またの機会にさせていただきます^^;

 

 

それから、入谷駅近くの「オオイリヤ」さんに行きました。2回目だったのですが、季節にあった創作料理を出してくれて、どれもホントに美味しい♪ご覧のとおり、器のデザインもこだわっていたり、店内をよく見たらランプもひとつひとつ違うアンティークデザインで、お洒落ですね。また、店員さんが非常に心をこめてもてなしてくださるので、満足度が高いお店でもあります。偶然入れましたが、満員のときも多そうなので、今後は予約が必要かも^^;

 

 

また活弁の後に行きたいです^^。