小平市を中心に活動する
さくらジュニアオーケストラです
新体制2回目の練習です
中級・上級はさくらジュニアオーケストラの音楽監督
伊藤先生にご指導いただきました
練習曲は
中級《眠れる森の美女》よりワルツ
上級《G線上のアリア》
ここからは上級で練習中のG線上のアリアについて少し。
この曲は、音楽の父ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の「管弦楽組曲第3番」BWV1068第2楽章の「アリア」を編曲したもの
(BWVとは、バッハの作品に付けられた通し番号を表します。作曲順ではなく、ジャンルごとに分けて振られています。)
1717-1723頃の作曲ではないかと言われていますが、もっとあとの時代という説もあり、詳しいことははっきりとわかっていません。
原曲は弦楽合奏の他にトランペット3本・オーボエ2本・ティンパニが加わります。
「アリア」は、わかりやすく言うと「メロディーが美しい曲」という感じ
それを、ドイツのヴァイオリニスト アウグスト・ウィルヘルミが、
ニ長調からハ長調に移調し、G線だけで演奏できるように編曲したのが1871年。
その当時ヴァイオリニストがG線だけで演奏する芸が流行っていたそう
(ヴァイオリンを弾くみなさん、G線ってどれだか分かりますね
Gは「ソ」の音のことですよーそれはライオンの耳
)
今ではクラシック音楽の中でも不動の人気を誇るこの曲ですが、
バッハの生前には有名にはならず
死後100年ほどして作品の価値が認められ始めました
クラシックの中には、そんな曲がたくさんありますね。
J.S.バッハ(1685.3.31-1750.7.28 ドイツ)
・・・ちなみに、バッハさん、2度の結婚で20人のお子さんがいるそうです・・・
ご本人も、8人兄弟の末っ子です
演奏する曲や作曲家、時代背景などを調べてみるのも楽しいですね