教室は樹木の香りに包まれ、森林浴をしているかのよう…
6月から始まった長島司先生のシリーズ講座もあっという間に5回目。
残すところあと1回になりました。
この日、第一部の精油の化学は『樹木精油の化学』
国土の約70%ほどが森林が占める日本では、多大なる恩恵を受けています。
ほのかに香る森の香りだけでなく、葉の隙間から射し込む木漏れ日、風に揺れる葉音など
私たちの心や身体に安心感や安らぎを与えてくれます。
まさに フィトンチッド
三環式セスキテルペンアルコールの一種で、シダーウッドやヒバなどの針葉樹の精油に含まれる。
自律神経に作用し、呼吸数や心拍数をゆっくりさせることから、心身をリラックスさせる効果がある。睡眠時に働く『副交感神経』を優位にすることで神経の切り替えがスムーズに行われ、眠りやすい環境が整えられます。
今回もたくさんの樹木の香りと共に その化学的成分や効果効能をお勉強しました。
そして、そして!分子模型くんともだいぶ仲良くなりましたよ!
皆さん、どうぞ、どうぞーと譲り合っていた(まるでダチョウ倶楽部(笑))組み立て1回目に比べると、悪戦苦闘しながらもヤル気満々で頑張っています。
わかりにくいけど…αピネンとβピネンでは二重結合の位置が違います、それだけで特徴も異なる!
紙面のみ構造式では、ピンときませんが、分子模型を使って、「アレがこうなって、コレがこうなって…」
と、手を動かしながら頭に叩き込みます。
そして、第二部は 日本人の感性が育んだ香りの美 『和の香り』の世界へ
日本の伝統文化のひとつでもある『香道』 香道では、香りを『嗅ぐ』ではなく『聞く』と表現するそうです。
コレは先生ご持参の電子香炉
香道についての 歴史、 香りの種類、素材、お作法も勉強させてもらいました。
『療法』を目的としたアロマテラピーとはまた違い、『芸道』と言われ、とても奥深く、日本人としても興味深い体験をさせて頂きました。
講座も5回目ともなると、皆さん気心知れ…
香を聞く時の心得の一つとして
気持ちを静め、雑念を除く…とあるのですが…
雑念ありありの撮影会です(笑)
長島先生も関西のノリに少しずつ慣れ楽しんでくださっている?と信じましょう(笑)
長島先生、いつも興味深い授業をありがとうございます!
来月はラスト、みんな最後まで頑張ります!
放課後のお楽しみもお付き合いくださいませ♪