愛に翻弄・・・ではなく藍に | sakura iro 色  大阪・北摂・吹田 手作り石けん教室 

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もう、8月末のことですが、藍の生葉をたくさん頂きました!

(Nさんありがとう!(^^)!

藍の石けん作りたい!と思い、『藍の生葉』『藍染』『藍石けん』で検索しまくり!!!

なんと!AYAさんのブログにたどり着くではありませんか(^O^)

『斯く斯く然々で、生葉で藍石けん教えてくださいm(__)m』とお願いしたところ

厚かましいお願いにも関わらず、いいですよ~♪とお返事が

①藍の生葉は鮮度が命!摘み取ったら、来るだけ早く作業をすること!

酵素の加減でだんだん藍色がだせなくなるようです。

②藍色の色素インジゴは水にも油にも溶けないので、微生物で発酵させたり

灰汁などのアルカリと合わせて、還元剤を用い、染色液にして青色に発色させる。

③絹糸などに染めておいて、シルクファイバー入り石けんを作る時の要領で使用する。

詳しくは HATAYA商会 AYAさんブログ


あと、こちらも参考にさせて頂きました→武庫川女子大学 牛田研究室




マルチブレンダーで藍の生葉液を作り、濾します。とても濃い深緑り


絹糸を染めると、きれいなコバルトブルーにゴム手袋もきれいな色に


苛性ソーダを加えると、マット系の緑に変わりました。


撹拌初めはきれいなグリーン!


れれれっ?!すっかりグリーンになってしまいました…藍色は何処へ~


型出し後はきれいなグリーンだったのですが・・・


トホホ(T_T) 1ヶ月経つと薄い黄緑り、ベージュ色になりました(^_^;)

実は3バッチ作ったんです(^_^;)

一番上…早く作業!をアドバイス頂きながら、絹糸染めで遊んでいたので、
何時間も放置した生葉液に、直接、苛性ソーダを入れて作った石けん

真ん中…生葉液を作って時間をおかず、液に直接、苛性ソーダを入れて作った石けん。

一番下…生葉液を作って時間をおかず、苛性ソーダ水の温度を50℃までさげたものに生葉液を合わせて入れた石けん。

インジゴになる前のインドキシルはとても不安定な成分なので、時間が経ちすぎたり、
熱を加えすぎたりすると 不溶性のインジゴになって、染まらなくなるそうです。

実際には、一番下の物がまだうっすらグリーンかな?

でも、インジゴはどこへ行った~~~?!という感じです…

生葉で作る『藍の石けん』…一筋縄ではいかないようです(-_-;)

乾燥葉と、絹染の物がまだありますので、藍の研究まだまだしたいと思います。

ホントはこちらの『ゆりくまさんフィトピグメント講座』に行きたいんだけど~(>_<)

本日も開催中だそうです…いいなぁ~♡