先日
電車に乗っていた時に見た光景から
ある挑戦に繋がった。
もう夏休みに入ったのかな?
午後の早い時間
私服の学生がチラホラ。
少し遠い座席に
なんとなく緊張した面持ちの少年が。
膝の上には
昔ながらのピンク色の紙製の2穴ファイル。
古紙のようなプリントを見ている。
並んでいる文字の雰囲気が
日本語ではない気配…
英語かな?
もしや…… 英検か?
なんだか懐かしく感じた。
「そういえば私は
英検って何級までもってたっけ?」
中学生の頃に
2~3回受けたっけ……
たぶん
そんなに自慢できる程の級までは
取れなかった気がする。
「検定か…… 挑戦だね。」
そんな気持ちになって
心の中で少年を応援した。
「頑張れー!」って。
それから何となく
私も挑戦してみようかな?
そんな気持ちになった。
もう4年半近い……
独学で外国語の勉強が続いている。
こんなに長く続くなんて
思ってもいなかったな……
ただ
その国への憧れと懐かしさと
いつか行ってみたい気持ちだけで
少しでもその国に触れていたくて
近づきたくて
今すぐに出来ることを
その思いだけで始めた勉強だった。
よく続いたものだ。
今は
少しは 聞き取れるようになったと思う
少しは 云いたいこと言えると思う
でも
外に向かって「出来る」とは
怖くて言えない。
恥ずかしくて言えない。
それでも
挑戦してみようと決めている。
とてもマイナーな検定だけど
受けてみようと。
調べたら
テキストには日本語がない。
外国語だけで
構成されたものしかないみたい。
大丈夫か? 私……
検定試験は
秋が深まる頃だけど
準備をするのは夏の仕事。
この夏の挑戦です。