心の灯火。

ワタシが 15歳に成ろうとする年に
出逢って 衝撃を受けた言葉。

それからずっと 
事あるごとに よぎる言葉。




ワタシにとって 
心の灯火は とっても とっても大事なこと。

心に灯火が ともっていれば
希望があるのとおんなじ。
温かいまま。


その灯火が消えかけた時
消え入ってしまった時
そっと手を差しのべて 渡し火をくれた人
それはとても大事な出来事で
記憶の宝箱に しっかりとしまわれている。



ワタシ自身は 
どんなに小さくても 心の灯火をともし続け
必要な人が現れたら 渡し火が出来る人でありたい。


心の灯火は
その人に笑顔を呼び戻し 表情を呼び戻し
感情を呼び戻し 行動を呼び戻す。
体温が蘇る。


心の灯火は
誰かの灯火からの貰い火でもあって
自分だけの炎じゃない。


だから 渡し火の炎も
自分の灯火と一緒になって 
いつも心にある。

その温もりが いつでも心に。



心の声が外に出ず 言葉は途切れても 
会うことが途切れても

その温もりは 何時でも心に。

十分に向き合って 
また 素で語り合えるその時まで
渡し火の温もりは その人の心に いつも在る。



いつかの時を 希望に変えて。
灯火をともし続ける力になる。

いつかの時は きっと来る。