さくら事務所にお問合せいただく方の中には
業者さんとトラぶってしまって、今後の方針がたたない…
とお困りになっている方も多くいらっしゃいます。
よくよくお話を聞いてみると、
「対応が悪くて、つい怒鳴ってしまったんだよねぇ」とか
「すわ、裁判!」と息まいている方なども。
そんなときしばしばご登場いただくのが
建物の状態についてお聞きし、アドバイスを差し上げるだけでなく
「感情的になってしまったことは謝ってしまいましょう」
「相手をこっちに引き寄せるのは難しいので、
こちらからふところに飛び込んでしまいましょう」
といった、話の仕方も時にはアドバイスしています。
数々の現場で売主や施工会社相手に調査内容の説明や
補修方法の交渉をしてきた経験がこんなところにも生かされます。
むやみに権威をふりかざして従わせることが
インスペクターの仕事ではありません。
むしろ、いかにこちらに巻き込むか、
というところが腕の見せ所でもありマス。