日々、会社に寄せられるお問合せの中でも


なかなかやっかいだなぁと思うのが、管理組合がらみのもの。


同じマンションに住む同士ですし、


共有の資産であるマンションの価値をあげていきたい


という気持ちは同じなのですが


じゃあそのために自分が何をするか、ということになると


やはり結構温度差がでてくるようで。


「勝手にいろいろ決めてんじゃねぇよっ」とか


「時間と労力を提供しないやつは口出すな」


みたいな対立はどうしてもおきがちです。。


それぞれ家庭環境も、考え方も違う人間が集まって


集めたお金の使い道や様々なトラブルを話し合っていこうというのですから


まあ、そうそう簡単にはいかないんでしょう。


そして出した結論が、必ずしも最適解に向かっているとは限らないとしても


皆で決めたことだから納得する。それが民主主義というものなのかな。




それぞれが自分の権利を主張しあってあーだこーだやるくらいなら


いっそ知識も意識も高い一人のオーナーがきちんと管理するほうが


建物にとっても住む人にとってもよほど幸せではと思うときがありますが


これってやっぱりキケンな思想なんだろうな~。